こんにちは。青森県立青森東高校2年の加藤優喜です。卵ブログ6回目の投稿になります。
講義の感想
さて、今回のブログは中山亨先生による「エンザイム・ハンター~暮らしに役立つ酵素を見つけ出し、利用する~」についてです。講義は酵素のお話から始まり、酵素と私たちの生活との関係を知ることができました。また、花の色と色素について知らなかった事実を知ることができました。
今回の講義はでは化学や生物の幅広い知識が必要で、講義の内容以前に基礎知識の不足を感じました。予習の段階で高校化学の教科書を使って有機化学を少しでも学んでおくべきだったと実感しました。この反省は、今後の講義における予習の向上に生かしていきたいです。また、この講義で感じたことは、今後化学を勉強する際のモチベーションにしていきたいとも感じました。
エンザイムとは何か?
エンザイムとは、酵素のことであります。酵素はタンパク質からできていて、特異性(1種類の酵素は1種類の物質に作用し、1種類の反応しか促進しない)という性質を持っています。
酵素ドリンクで酵素の補給はできない?
酵素を補うことができるとうたう商品があるようですが、このような商品の効果が期待できないことは自明であります。なぜなら、ヒトの体で働く酵素はヒトの体内でしか作られないからです。さらに、もともとタンパク質からできている酵素は体内でアミノ酸に分解されてしまいます。
酵素ドリンクのように、酵素は誤解されている点が多いと個人的に感じています。かくいう私も、洗濯用洗剤に含まれている酵素には種類があり、それぞれ別の効果があるということを今回の講義で知りました。(今考えると、酵素は先述した特異性を持つので当たり前ですが。)
青いバラを作るには?
花の青さは、アントシアニジンという色素の一番右側にある環の修飾基(OH)の数によって決まります。(画像右上)バラはこの環に2つしか(OH)が存在しないため、3つ目の(OH)をつけるための水酸化酵素遺伝子を導入すると青くなるんですね。色素と酵素に関するテーマを、もう少し詳しく理解してみたいと思いました。
次回からは、活動ブログの投稿ペースを他の受講生の方と揃えていきたいと感じました。(タイミングが1人だけずれていると非常に恥ずかしい。)次回のブログも読んでいただけると嬉しいです。それではまた。
投稿者:青森県立青森東高等学校