第5回講義から大分日が経ってしまいました.......が、日が経ってしまった分、講義のよい復習になるはず!ということにしておきましょう。
第5回講義では「国際リニアコライダー(ILC)計画」と「英語講義」そして留学生との英語サロンがありました。
まず、「国際リニアコライダー計画」って何ぞや?と毎度のごとく思いました。(科学者の卵では自分の知らない、最先端の科学や技術を学べるのが醍醐味です!)この計画では素粒子同士の衝突によって宇宙の始まりを再現するそうで、目的はわたしたち人類のルーツを辿ることだそうです。実は先日高校の特別講演会でブラックホールの撮影について講演を受けました。そのとき講演をしてくださった先生がおっしゃっていたのは、好奇心きっかけに研究をし始め、今も探求心を糧に研究を続けているということでした。私は宇宙の研究は研究意義よりも研究者ら自身の知的好奇心に重きが置かれているのだと実感しました。また、国際リニアコライダーは素粒子の衝突ということで、量子力学に深く関係した分野です。私は生物や化学が好きで、物理はあまり得意ではありませんでした。しかし、宇宙の研究には不思議や謎が多々あり、興味が惹かれました。例えば、「大きさがない」という素粒子の性質や存在するのに観察できない「ダークマター」などです。確かにこれらは知的探求心を掻き立てるなあ、と思いました。
次に英語講義と英語サロンについてです。私は英会話部(本当は英会話ではなく英語ディベートをしています!)なので英語のスピーキングについてはあまり不安を抱えていませんでした。むしろ、留学生と話すのが楽しみでした。ただ、先述の通り私がやっているのは「ディベート」なので英語講義で学んだ、日本人と海外の方とのコミュニケーションの取り方の違いを意識して話しました。その違いというのは、日本人は「阿吽の呼吸」と表されるようにすべて喋るのではなく一部分を話して他人に察してもらう一方で、海外(例えばアメリカ)の方は私たちからすべて話さなければ十分に意思疎通できません。だからこそ聞き取れなかったことや知らない単語があるときは何も言わないでぼやかすのではなく、はっきり「分からない」と伝えなければなりません。英語サロンで私はそれを実践できました!
科学者の卵ももう折り返し地点ですかね?短時間でレポートを書く能力や論理的思考力がまだまだなので、それらを身に着けられるよう頑張ります!
投稿者:栃木県立宇都宮女子高等学校