東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【重要】2016年度展開ゼミ、中間発表へのコメント・授業評価・最終発表についてのお知らせ(12/17)(渡辺 正夫)

2016年12月13日 (火)

 展開ゼミがスタートして、2ヶ月を超えて、中間発表についてのコメントを入れようと思っていたのですが、渡辺が11月12月にずいぶんの出張があり、もちろん、普段の研究室での活動もあったり、。。そんなで、コメントを書かないうちに。。失礼しました。可能な限り、渡辺からと思うのですが、時間の関係もあり、園芸作物栽培に造詣の深い、研究室のスタッフからのコメントが中心になっていること、お許し下さい。コメントをする前に、可能な限り、議論をして、こんなことを書くとよいのではないかと言うことは、こちらサイドも話をしておりますので。

20161213173007-72838c41347decb81912b5902d17cab6432966ed.JPG 第1点目は、中間発表へのコメント。この講義を始めた頃は、まだ、さほど、日が暮れても寒いと感じることはなかったのではと思います。ところが、今では積雪もあって。。。そんな気温変化の中で、色々な工夫をして、また、徒長対策を講じながら、大変だったかと思います。栽培面での大変さ、観察面での大変さ、文章にいざ、書いてみる大変さなどを実感されたのではないかと思います。栽培面は、このところ拝見していると、ずいぶん、水をやるタイミングを見るのに長けてきたのではと、おもいます。中には、どれくらい水をあげなくても大丈夫か、お正月の帰省を見込んで、トライしている方がいたのは、先を見通していて、なかなかの戦略だなと。観察をすると言うこと、何を見たらよいのか、最初は苦労していたようですが、面積であったり背丈などの変化を見たり、色の変化を見たり。そんな変化に応じて、追肥を上手にやって下さい。誰かの記事に、コメントをしているオガタさんから、少し水のやり過ぎというのもあったのではと思いますので。また、文章を書くと言うことでは、実際にどれくらいの時間をかけて、文章を書いているのか、uploadしているのか、見えないので、わかりませんが、いずれ、少しずつ慣れてきた頃ではないかと思います。

 これからさらに寒さが厳しくなり、生長も遅くなることもあるかと思いますし、ぼちぼち、収穫を迎えて、おいしく頂きます、と言うようなこともイベントとして、あると思っています。そうしたことをうまく記事にしながら、がんばって下さい。楽しみにしておりますので。

20161213173022-68473cf55cf01008479d1fac19f956ffab0505c8.JPG 2つ目については、数日前に皆さんにmailでお知らせしたのですが、改めて、HPからもお知らせしておきます。講義で行われている「授業評価」についてです。最終発表と連動するところなのですが、後述のように、最終発表も中間発表と同じように、このHPで行いたいと思いますので、「授業評価」は、以下の通りに実施したいと思います。

 受講を継続されている方は、2017年1月以降~授業期間の最後:2月10日(金)に、川内北キャンパスの事務棟・教務課全学教育企画係に伺って頂き、評価シートをもらって、記入をお願いします。できるだけ早く事務棟に行って頂き、評価シートへの記入をお願いします。なにより、記入も含めて、講義の一環ですので、お忘れないよう、お願いします。

 なお、何かで、片平キャンパスに来て書いた方が簡単という方は、片平キャンパスの渡辺の所でも記入できるように準備しておきますので、あらかじめ、いらっしゃる日程などをご連絡いただければ幸いです。12月末には、評価シートが手元に来るのではと思いますので。

20161213173124-3acb4d976b7724ef1ddee0959a123b978432b4eb.JPG 3点目は、最終発表について。中間発表がHPを使う形式で、皆さんのプレゼン力の素晴らしさを実感しましたし、なにより、linkなどを活かして、見やすくプレゼンできる、また、他の方もそれを参照できると言うことから、最終発表も中間発表と同じように、HPに記事を掲載することにしたいと思います。HPへの記事の掲載回数は問いません。中間発表での意気込みなど書かれたとおりだと思います。ぜひ、それを実行して、最終発表に望んで下さい。平均的に見ると、去年より、積極的に記事を書いてくれていると思いますが、上には上がいると言うことで、高みを目指して、がんばって下さい。

 以上の点から、最終発表をupload開始できるのは、2017年1月5日(木)からとします。また、uploadの完了を2017年1月19日(木), 17:00までとします。2週間の投稿期間としましたので、年末年始の時間があるときに準備をしておいて、uploadというのがよいと思います。せっかくのお正月休みというかも知れないですが、その間、一緒に植物といる方もいれば、そうでない方もいる訳なので。。。くれぐれも、投稿完了日を間違わないようにして下さい。

 記事への投稿内容については、前回同様に、以下の内容を含んで、最終発表にしたいと思います。

 (1) 植物、作物の栽培を行って、最初に想像していたよりも、たいへんだったこと、逆に、以外とうまくいったなと言うこと、という栽培について、感じたことをこれまでの発表のHPを引用(link挿入)するなどして、説明して下さい。これまでのプレゼンに使ってないような写真があれば、それを掲載してもOKです。

 (2) シラバスにも書いたように、植物の観察眼を養うことを目的としていましたが、それ以外の科目などへの波及効果もあったのではないかと思っています。どの様なところに波及効果があったかを実例を入れて説明して下さい。

 (3) 他の展開ゼミとは異なり、実質、「毎日が展開ゼミ」ということでたいへんだったこともあると思いますが、逆に、毎日の観察をすると言うことで、どの様なことが身についたのか、感じたことなどを、まとめて下さい。これまでの発表のHPを参照してもOKです。

 (4) 大学の講義の中でも、かなり、異端の講義形式になっていますが、このゼミ形式で文章を書いたり、それをいかにプレゼンするかと言うことも学んだのではないかと思います。それらを踏まえて、文章を書くという点で、ゼミ開始前とあとでどのような変化があったか、考察して下さい。

 (5) 以上の(1)~(4)を踏まえて、この展開ゼミで学んだことを、大学での活動を含めた日々の生活に対して、どの様に活かすことができるか。さらには、まだ、収穫していない作物を今後、どの様に管理したいかを記して下さい。

 以上の(1)~(5)の項目を分けてもよいですし、続けてもよいですが、他の受講生が読んでもわかるように識別して下さい。できるだけ、項目別に書くことを推奨します。去年の受講生の記事を見てもらってもわかるとおり、項目別の方が、遙かに分かりやすいですから。それから、かなりの文章力がついていると思います。前回は、2,000文字でしたが、その倍近い文字数を書いている方も多くいました。ということで、投稿する文字数は、4,000文字を超えるようにして下さい。もちろん、この文字数にこだわることなく、もっとたくさんの文字数で、最終報告としてもらってもOKです。と言うか、welcomeですので。なお、文字の数は、Wordの機能などを使って、きちんと確認してからuploadしてください。

 では、最終発表が可能になるまでに3週間ちょっと。それまでにももちろん、たくさんの記事を書いて、観察力を養成し、文章力を鍛えて下さい。それぞれの受講生がどの様な観点でこの講義に取り組み、その内容が多様であることを楽しみにしております。

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 わたなべしるす

 PS. 年末が近いのだなと。。。干支の動物のバトンタッチとか。。。なにも、年末年始の準備が出てなくて、このまま、年末年始に突入なのですが。。。

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