東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【研究室訪問】オープンキャンパスに伴う秋田県立秋田南高等学校3年生、来訪(7/29)

2015年7月29日 (水)

 まさに、梅雨明け十日。まだ、しばらく、30oCを超えるような気温が続きそうです。この気温が続くと。どこかで、ちょっとしたくらいでないような雨が降らないと、学内の木々も水がほしそうです。いくら瑞穂の国といっても。。。さて、6/5(金)にこのHPでから、また、たまごのHPからは7/22(水)にお知らせしたとおり、7/29-30は、本学のオープンキャンパス。今年は、去年より少し少なめの2つの高校から研究室見学に。最初は、秋田県立秋田南高等学校の受験生である3年生9名と引率の遠藤先生。去年もこの時期に、研究室見学にきて頂きました。受験生なので、目的の学部のオープンキャンパスに参加と言うこともあって、研究室滞在時間が、30minというリクエストでしたが、実質1hrほど。。

20150729134409-12760eb568ed43644f24eff6355f461930ab7fa7.JPG 渡辺の研究室でやっている詳しいことは、オープンラボの時の資料を渡して。大学ももちろんだけど、大事なのは、これという教官にであうこと。やりたいと思えることを維持できる教官、研究室でないと、いくら気合いと根性があっても。たいへんだなと。。。その点、渡辺は、日向先生の研究室で、自家不和合性研究にも出会えて。。。あと、最近の生物の教科書は、渡辺が大学で習ったようなことまで学ぶようになり、。。。ただ、一方で、自然に触れる機会は減って。。。HPに記してなかったですが、昨日は、夕方に「セミの幼虫」を探索(そのうちに、また、記事を書きますので。お待ちください。)。その羽化する様子を見て、何が起きているか、なぜ、そうなるのかと言うことについて、疑問とか、感動とかを持つこと。それが大事だと。渡辺の研究内容を説明するために、花粉管伸長、自家不和合性、受精の所の動画を見ていただき、それぞれのイベントがなぜ起きるのか、そこに関わる分子がどの様なものなのか。そんなことを突き詰めて考えるのが、サイエンスな訳です。というか、それが大学で学ぶと言うこと。その気持ちを大事にして、がんばって下さい。

20150729134904-0d2e7c1ac2ffc51eb61cc6dffe535cc9b3854252.JPG 渡辺の説明のあとは、M1の学生さんたちが研究室とガラス室を案内してくれて、この研究室のトピックであったり、こんな所はよいことなど、ずいぶん上手に広報できるようになったのは、よいことだなと。何よりなれること、訓練あるのみです。最後はいつものように、世界に向けて情報発信。渡辺の研究室の見学のあとは、希望している農学部、医学部のオープンキャンパスに参加するとか。。。渡辺は学部を持っていませんが、大学院でこの中から一緒に研究をする方が表れるのを楽しみにしています。

20150729134949-1ee8136a370526da86364d717682ae69883763c8.JPG 最後になりましたが、setting頂きました遠藤先生、ありがとうございました。科学者の卵、出前講義等でお世話になることができれば、幸いです。また、研究室のスタッフ、院生の皆さんには、お手伝い頂きました。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 農学部で花粉の研究をしたいという生徒さんも。花粉の機能を考えるのであれば、是非、渡辺の研究室で大学院を。お待ちしております。

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