東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

歴史、湘南カラー、戦略(9/4)

2015年9月 4日 (金)

 今年もあと4ヶ月。あっという間に2/3が終わった。。。。これまで何回も使ったtermの「歴史」。それくらいなんというか、重要と思っている。というか、最近はそんな風に感じる。今の研究の歴史が始まったのは、渡辺が関わったのは、1987年。ぼちぼち、30年になろうとしている。その間に何があったのか。それは渡辺自身が一番よくわかっている。あんなこと、こんなこと。大変だったこと、ほっとしたこと。ただ、実験を始めた頃、昔を振り返ること、つまり、先達が何を考え、何をしようとしていたのか、考えたこともなかったが、何かをきっかけに、日向先生の元で学位を取った方々が、何を考え、何をしようとしたのか、そんなことを知ったら、これから先のことを考えるヒントになるのではと思った。これが理系的発想なのか、文系的発想なのか。それはよくわからない。ただ、今までの人間の歩みを振り返って、その中を整理して、これはniceだなとか、これは、ちょっと。。。なぜ??ということがある。それをきちんと考えると、これから先、何をしたらよいのか、ヒントになると思う。少なくとも最近は。そう考えると、歴史を様々な軸でとらえて、その軸の交差点のようなところを見たら、意外なものが見えてくるような気がする。たぶん。そのためにも、文系的発想が必要な気がするのだが、世の中はそうでもない方向に行こうとしている様な感じを受ける。

20150904214237-778e124404342d39cf5642b0b32f5c02e5c4b4a5.JPG そんな方向性。それは今に始まったことでなくて、それまでのまさに歴史の積み重ねとして、方向性があるような気がする。もちろん、途中で、電車のレールのポイントが切り替えられるように、違う方向になることもある。ゆとりだったのが、脱ゆとりになった。ただ、脱ゆとりになったというが、高校数学の数研出版の問題集。オレンジ色と緑色。昔で言えば、湘南カラー。東海道本線の普通電車の色が緑とオレンジだったので、そんなように、呼ばれているのかも知れないが。あの問題集にはお世話になった。問題だけ書かれてあり、答えは数字だけ。解法はなし。ところが、最近のは数学だけでなく、Workbook形式。となりに答えを並べて、学んでいたのは、かなりびっくり。これで考えるのだろうか。脱ゆとりというのは、ゆとりが大事にしようとしていた「考える」ということをしなくなることなのか、。。。ちょっと心配になる。

20150904214319-b048cb45ff1580c7304f17e9158cf112498a3a3b.JPG そんな考えるというか、学校の帰り道で何をしようかと考える時間があったのは、小学校のころ。いろんなことをやった。秘密基地も作った。遊ぶことであれば、次は何をしようかと考えた。そんな2kmの通学路をそれ以上に歩きながら。そんなことをしたおかげだろう。なにをするときも、何を秘密基地で、どこでクワガタムシがいるのか、など、誰とどこで情報をshareするかを考えるようになった。小さな時から、その世代ごとに何を学ぶか、そんなことを遊びを通じて、また、湘南カラーの問題集で学んだのだろう。たぶん。そんなので、戦略を磨いたのかも知れない。ということは、今、なにをすべきで何に力を注ぐべきなのか。。。。こんなことをしている場合ではない。答案を書いて、議論をして、論文を書かないと。そんなことを考えた週末金曜日であった。


 わたなべしるす