【アウトリーチ活動】4/23(日)~4/29(土)のアウトリーチ活動(出前講義, 研究室訪問)(4/25, 27, 29, 5/1追記)
2017年4月25日 (火)
4月22日は「地球の日」とか。。。地球温暖化を巡り、世界600ヶ所以上でイベントが。。。ということもあれば、沖縄県先島諸島周辺のサンゴが今世紀の終わりには、消滅するかもと。。。このところ、仙台も寒暖の差が激しくて。。。それが地球温暖化によるものなのか、そうでなくて、別の原因なのか。難しい問題ですが、地球レベルの問題と言うことで、何らかの形で解決しないと。。。そんなで、今週のアウトリーチ活動は、6件。
4/24(月):宮城県宮城第一高等学校・特別講義「進路、人生をこれと思う方向に進めるために!!」
先週までが色々なことがあり、今週はその反動か、講義が始まる前に、担当頂く先生にカメラをお願いして、なのですが、完全に写真撮影をお願いするのを失念。。。掲載している写真は、この講義のあとの、飛翔型「科学者の卵養成講座」の広報でお世話になった山田先生から頂いたもの。。。連休で少し脳みそを整理し直して。。。
講義の内容は、進路というか、人生設計というか、いわゆる、キャリア教育。講義が始まる前に学年主任の阿部先生と少し教育の現状を議論したこともあったですが、イントロから少し飛ばし気味でしたが、色々と質問をしてみると、自然の中でというか、普段の生活でというか、そんな経験が少ないような。。その経験値を上げること、そんなことをベースに講義を。渡辺の小学校の頃の夢というか、将来展望というか、そんなことを。もちろん、それが達成できてもできなくてもよい訳なのですが、微調整をしながら、自己実現をすることの大切さを。また、そのために「五感」をフル活用してほしいと。
高校での学習が中学校から比べると、難しくなる。渡辺も経験済み。国語、英語など、壊滅的に。でも、いまとなれば、そこでの基礎が役に立っていると。あと、ぜひ、これまでの自分の夢というか、将来展望というか、そんなのを整理してみてほしいと。大事なこととして、数学での思考力。これは将来にわたっての思考力の基礎になりますから。大学に進学するとき、センター試験の結果で一喜一憂するわけですが、その時の決断というか、大学での指導教官を誰にするかによって、ずいぶん、将来は変わってくると。。。あまり実感がないかも知れないですが、。。
普段からの色々なことへの注意力、考えること、そんなことを大事にして、ということで、。講義のあとの質疑の時間、ほぼ、例年のことですが、かなりシビアでストレートな質問が。こちらもずいぶん答えに窮する部分があったりしましたが、よかったでしょうか。最後になりましたが、今回の企画を準備頂いた三文字先生、阿部先生をはじめとする先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
PS. 講義のあと、科学者の卵養成講座の説明会の間に佐藤教頭先生とお話する時間が。渡辺は農学部農学科。昭和59年入学。佐藤教頭先生は2級上で畜産学科。渡辺が日向研究室でお世話になった先輩をよくご存じだったり。世の中狭いです。雨宮キャンパスでなくなったのですが、そんな昔をふと思い出す時間でした。ありがとうございました。
4/24(月):宮城県宮城第一高等学校・飛翔型「科学者の卵養成講座」(JST)を広報、第2弾
講義のあと、科学者の卵養成講座の広報を。渡辺から基本的なことを。あとは、3名の昨年の受講生が来てくれていて。こちらが言わないといけないこと、たくさん、語ってくれました。レポートの大変さが今となっては、色々な力になっているとか、あと、印象的だったのは、この講座を受講するなら、休まないでほしい。たとえ、定期試験があっても。それが、受講できなかった人への責務というか。そんなことも語ってくれて。こちらが言わないいけないこと、大事なポイントでした。。
質疑もたくさんあり、ほぼ、1hrほどの広報になりましたが、しっかりした答案を書いて、今年度の受講生として、お目にかかれるのを楽しみにして。。。
最後になりましたが、今回の企画を準備頂いた山田先生をはじめとする先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。
PS. 説明会のあと、昨年度の受講生とこれからのことについて、議論を。重点コースでがんばりたいと。たのしみですね。あと、この広報の時間も、写真撮影を失念。。。失敗です。週末にかけては、忘れないようにしないと。
PS.のPS. 4/27(木) 13:30. 宮城第一高校の山田先生が、説明会の写真も送って頂きました。ありがとうございました。かなり、バランスがよくなりました。
4/25(火):宮城県仙台第三高等学校・SSH担当教員研究室訪問
2010年4月~2016年3月まで、宮城県仙台第三高等学校で実施されていたSSHの運営指導委員(副委員長も兼任)を仰せつかっており、1年の間はあったものの、今年度から2期目として採択され、今回も運営指導委員を仰せつかることに。1期目とは異なり、2期目となると、色々な面でハードルが上がることから、課題研究の展開手法、全校体制での運営など、SSHを効果的に学校運営と連動するためのポイントについて、情報収集に、西澤先生と清原先生が来訪。
細かなことを書くのは、企業秘密の部分もありますので。お許しを。。。それぞれのSSHで授業公開、課題研究発表会などを行っておりますので、そのようなものを見て頂ければと。何とか、1期目よりもよいものをできるようにと思いますので。
4/25(火):宮城県仙台第一高等学校・生物部研究室訪問
先週、4/20(木)に科学者の卵養成講座の広報に伺ったのが、宮城県仙台第一高等学校。その時、生物部の方々が研究室訪問をしたいということで、調整の結果が、この火曜日に。先週の金曜には、福島県立磐城高等学校の1クラス分の生徒さんが訪問してくれましたが、こうした小規模の研究室訪問は、久しぶりのような。今年生物部に入部しされたのが2名。先週の説明会の時に質問をしてくれた方と不思議なご縁でつながっていた方。こうして研究室に来てくれたのも、不思議なご縁な訳で。。。
最初、簡単に研究室の概要を。今年のOpen labのパンフはまだできてないので、去年のを使って、簡単に研究内容の紹介を。あわせて、Nature, Scienceを目指す理由というか、そんなこともあわせて。来てくれた生徒さんたちの年齢を考えると、ちょうど、渡辺が博士の学位を出すことができるギリギリくらいの世代。いっしょに研究できる日が来るのを楽しみにしていますので。
そのあとの研究室見学はM1の皆様にお任せ。木曜日、金曜日に大学生、高校生に研究室紹介をしてもらったこともあり、なれた様子で。前回も今回も、4人で説明をしてもらっていたので、是非、次回からは、1名でもできるようにと。。。説明をしてもらっている間に、生物部の顧問をされている小松原先生と実験の話など。色々と。今年度の発展を楽しみにして。。。あっという間の2hr弱でしたが、ありがとうございました。また、今度は実験にいらしてください。
1週間分をまとめてもよかったのですが、次は金曜日の福島高校まで日程が飛ぶので、月、火のところで、一次的に公開を。続きは、また、週末に。
4/28(金):福島県立福島高等学校・SSH特別講義「進路、人生をこれと思う方向に進めるために!!」
先週の金曜日に予定していた福島県立福島高等学校での出前講義。インフルエンザで学年閉鎖ということで、1 week遅れで。明日からゴールデンウィークというプレミアムフライデー。プレミアムフライデーも3回目。何かよいことがあったのかというと。。。いまだに、趣旨は理解できても、楽しさは。。。。難しいイベントだなと。
講義は、月曜日の宮城県宮城第一高等学校での出前講義と同じ内容で、1年生に。ただ、その状況によって講義内容というか、なにを例にするか、違うのだなと。同じ週に講義をすると、話している方でも分かって。それなりに刺激になってくれたのであれば。最初に、SSH主任の細谷先生が渡辺のことを紹介頂き、恐れ入ります。ありがとうございました。講義の内容は、渡辺のこれまでのことなどを参考にして、いかに「考える、チャレンジする」ということを身につけてもらうか。
今の高校生というか、若い者というと、年を感じるのですが、とてもよい子というか。渡辺が子供の頃、ずいぶんと色々な悪さをしながら、学校の帰り道を道草したものですが。。。以外と。。。そうした経験値の不足が将来での色々なことに影響すると。なので、是非、今からでもよいのでチャレンジしてほしいと。また、答えのないことにチャレンジする。昔なら、悪さをしながら、あれこれと失敗をしたわけです。その失敗が色々なところで活きてくる訳なのですが。。なかなか、失敗が怖くて。失敗はできるだけ若い頃にやってほしいと。。。
あと、大学に進むとき、大学に進学して研究室を選ぶとき、しっかりと何をしたいか目的を持ってほしいと。そこまでに決めるのは、難しいこともあるかも知れないですが。そこでの決断で人生が大きく変わることもあるだろうし。人生とは不思議なものだと。このあたりまでは、渡辺の事例だったですが、それ以外の事例を出しながら、どの様に決断したり、チャレンジするか。高校の3年間「考える、チャレンジする」をがんばってみて下さい。質問コーナーでも、多くの質問が。そんな風に、考えて、チャレンジする気持ちを忘れないように、やってみて下さい。最後に、お礼の挨拶をしてくれた方のコメントを聞いて、それができそうな感じを頂けたのでした。がんばって下さい。
4/28(金):福島県立福島高等学校・SSH「SSH課題研究を始めるに当たって」
1年生向けの講義のあと、SSクラスで研究をdeepに行う1, 2年生向けに、課題研究を行うために、重要なことの講義。実験の基本である反復で行い、統計処理をすること。また、しっかりとしたノートを取るなどなど。また、論文というか、課題研究をまとめるとき、実験方法などから書いてみると、よいのでは。もちろん、タイトルはできあがったもので見直すことも。。。時間の関係で、短くでしたが。。1, 2年生、それぞれの立場で参考になったのであればと。。。
4/28(金):福島県立福島高等学校・飛翔型「科学者の卵養成講座」(JST)を広報、第3弾
課題研究の講義のあと、短時間で「科学者の卵養成講座」の説明。というか、去年の受講生からコメントを最初に。英語のトレーニング。興味がある分野以外も学べる。他県の高校生と科学の議論ができるなど。こちらが話をしたいことをしっかりと。ありがとうございました。さすが、先輩。もちろん、海外研修に行った受講生からも。そんな色々な取り組みをしていると。また、今年度も多くの方々とお目にかかるのを楽しみにしています。
講義のあとには、ちょっとしたイベント。そのあとには、その日の実験の様子を拝見したり。なるほどという実験であったり、こんな工夫をしたりということをコメントしたり。また、ずいぶん使ってない実験器具の不思議さも改めて学んで、もう少し考えないといけないことをこちらも改めて。。。ということで、今回の講義などを設定頂きました、SSHの細谷先生をはじめとする多くの先生方にお礼申し上げます。これからの5年間、また、よろしくお願いいたします。さらなる発展を楽しみにしております。
わたなべしるす
PS. 講義が終わったあと、実験助手をされている先生方とSSHの実験を指導したり、昨今の教育事情を議論したり。とても刺激になりました。こちらももどったら、ビシッとやらないといけないのだなと。。。というか、それが若い者に刺激になるのだと。ありがとうございました。
PS.のPS. 全てが終わったあと、SSHを担当される多くの先生方と議論を。その内容。それは、。。。先日の仙台三と同じく、ここは企業秘密ということで。また、発展があったSSHの取り組みの中で紹介できれば。。。
PS. 5/1(月), 18:00. 宮城一・進路担当の先生からお礼のmailを。HPには、当日の講義の案内、科学者の卵養成講座の広報の案内の資料も掲載されていました。ありがとうございました。科学者の卵養成講座の〆切は、HPにあるとおり、「2017年5月6日(土) 消印有効」に変更されております。より多くの方の応募をお待ちしております。