東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【リモートアウトリーチ活動】兵庫県立豊岡高等学校・探究課題研究発表会、青森県立五所川原高等学校・特別講義、山形県立東桜学館高等学校・SSH発表会・SSH運営指導委員会、埼玉県立熊谷西高等学校・SSH運営指導委員会、香川県立観音寺第一高等学校・SSH発表会・SSH運営指導委員会(1/29, 2/4, 9追記)

2022年1月29日 (土)

 12月から1月の初めはいくらかの積雪があったのですが、このところ、雪は舞う程度。天候もよいので、作物の栽培には条件的にはよいような。もちろん、世の中的には「オミクロン変異」だけでなく、その変異も出現しているとか。そんなこともあり、

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 1/29(土):兵庫県立豊岡高等学校・探究課題研究発表会

 9月に兵庫県立豊岡高等学校「SSHサイエンスリサーチ」で、講義と実習を行い、その時にも1月末に発表会があるという案内を頂き、コメント等をする立場として参加。発表しているのは豊岡高だけでなく、県内外(東北、関東、北陸、九州地区)から多くの参考が。また、豊岡高の卒業生で大学生の方も。時間の関係で5つの発表だけでしたが、on-lineを通じて多様な方々が交流できたのはよい仕組みだなと。

 渡辺も可能な限り、質問をしましたが、実験の今後と発展に寄与すれば、幸いです。次年度の「SSHサイエンスリサーチ」がどの様な形態になるのかは、コロナ禍の収束に寄るのかも知れないですが、どの様な形であっても楽しみにしております。

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 2/4(金):青森県立五所川原高等学校・特別講義「高校での課題研究が、大学・大学院での研究につながる」

 昨年のこの講義はコロナ感染の拡大ではなく、「2021年2月13日, 23時08分頃, 福島県沖(M7.3)地震」の影響による東北新幹線が不通によるリモートでの出前講義。コロナ感染の拡大を危惧して、予備的に設定していたものが機能した、先読みのリモートでの出前講義でした。

 今年度はコロナ感染の拡大。ただ、去年の対応があったので今年はとてもスムーズ。スタートも少し早めに、講義のあとの質疑の時間もdeepなものでした。何より、講義の中で経験値を上げること、失敗を恐れずトライすること、失敗から学ぶことなど、基礎的なことはできていると思った次第でした。11月の発表会ではこれまでの経験などを活かして、より高いレベルの課題研究が展開できるのではと思った次第でした。がんばって下さい。

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 2/9(水):山形県立東桜学館高等学校・SSH課題研究発表会・SSH運営指導委員会

 昨年12月に1年生向けの「課題研究」のあり方について「リモートでの出前講義」を行ったのが、山形県立東桜学館高等学校。今回は1学年上の2年生が今年度の研究成果を発表。コロナ禍と言うことで、午前中の口頭発表のみにリモートで出席。

 最後のところで講評。Power pointを使うと発表ツールがあり、便利になりましたが、一方でそれを見ればよいというのはあまりよくないと。そういえば、前日の2/8(火)の午後はM2の学生さんの修論発表会がしっかりとしたものになったのは、繰り返しの練習とあらゆることを想定しての質疑応答への対応。もちろん、高校生がと言うこともあるかも知れないですが、できるのであればいつから始めてもよいわけですからと。あわせて、統計処理の重要性もコメントでした。

 お昼をはさんで「運営指導委員会」。今年度がI期目5年の最終年。これまでの振り返りとII期目に向けての・・・。議論の内容は秘匿事項と言うことで。。採択されることを祈りつつ。

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 2/9(水):埼玉県立熊谷西高等学校・SSH運営指導委員会

 昼の合間は埼玉県立熊谷西高等学校。こんな芸当ができるのも「リモート」の賜物。II期目中間年の評価を踏まえての議論。議論の中身はご容赦ください。午後からの発表会はまた後日webから拝見し、コメントしたいと思いますので。そちらを楽しみにしています。

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 2/9(水):香川県立観音寺第一高等学校・SSH課題研究発表会・SSH運営指導委員会

 午後からの〆は香川県立観音寺第一高等学校。これも「リモート」の賜物。リモートツールを効果的に使っての多くの部屋に分かれての発表と議論。香川県外の高校の先生方も参加。2019年に出前講義と発表会の講評を行った高校の先生ともwebで交流。こうしたつながりがあるのも、「課題研究発表会」のよいところ。発表会では可能な限りこちらから質問を。

 県内外の高校の先生方へのこの1年の積み上げ、新たな手法等を公開するイベントのあとは、運営指導委員会。II期目10年が終了し、III期目へ。山形県立東桜学館高等学校同様に、議論の中身はご容赦を。何よりIII期目に繋がることを祈りつつ。

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 わたなべしるす












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