お知らせ

本領域が共催するCSHAシンポジウム-Integrative Epigenetics in Plants-が開催されました!

January 24, 2023 8:48 AM

Category:シンポジウム, 終了イベント

研究計画班の伊藤寿朗先生(奈良先端科学技術大学院大学)と木下哲先生(横浜市立大学)がオーガナイザーを務めるCold Spring Harbar Asia Symposium -Integrative Epigenetics in Plants-にて、本新学術領域研究が共催いたしました。

本会議は、2022年12月12日~15日の4日間にわたり、兵庫県立淡路夢舞台国際会議場で開催されました。会議開催当時は中国政府による厳しい渡航制限が課されていたため、中国人参加者約40名はオンライン参加となりましたが、現地会場の参加者は100名を超え、植物エピジェネティクス分野の最前線で活躍されている研究者同士の熱い議論が交わされました。

口頭発表では、本領域から伊藤班の和田七夕子先生と山口暢俊先生(奈良先端科学技術大学院大学)、ならびに木下班から殿崎薫先生(横浜市立大学)が登壇し、当領域の成果を発表しました。ポスターセッションでの発表件数は参加者の半数以上の75件に上り、そのうち半分以上が学生あるいはポスドク研究者による発表であるなど、次世代を担う若手研究者の活躍が大変目立った大会となりました。学生およびポスドクの発表者を対象に、Best Poster Presentation Awards 4名が選出されましたが、伊藤班のYicong Wang さん(博士研究員)が見事受賞されました。おめでとうございます!

コロナ禍、しかも本邦において感染拡大第8波が始まり海外からの参加者の動向が危惧されていた中で、100名を超える国内外の参加者が、数年ぶりに一堂に介して最新の研究動向についてディスカッションすることができ、改めてオンラインだけでなく対面で議論する事の必要性を感じることのできる有意義な会議となりました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

詳細なプログラムは下記リンクをご確認ください。

https://www.csh-asia.org/?content/1210

 

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3月28日(火)15:00~ 金沢大学 能登臨海実験施設の豊田 賢治博士による ハイブリッドセミナーを開催します。

December 20, 2022 10:09 PM

Category:今後の予定

328日(火)15:00~

金沢大学 能登臨海実験施設豊田 賢治博士による

ハイブリッドセミナー(対面とオンライン同時配信!)を開催します。

動物の性決定メカニズムについて、この機会に議論できればと思います。

動物の性差構築メカニズム~甲殻類の研究紹介~

節足動物に属する甲殻類は海水、淡水、そして陸上と地球上のあらゆる生息環境に適応して繁栄してきた分類群である。なかでも水産重要種を数多く含む十脚目(エビやカニ類)は、増養殖技術の最適化を目指し成長や繁殖を制御する内分泌因子がいくつも同定されてきた。しかし、甲殻類はその飼育の難しさから実験動物としてはあまり用いられていないのが現状である。私は現在、国内の研究機関と協力し、有用海産甲殻類(ケガニ、ズワイガニ、クルマエビなど)を用いて性分化に関連するペプチドの探索とそれらの比較生理学的解析をおこなっている。また、最近ではフィールドに出て野外の甲殻類が示す生命現象の記載とその背景にある生理学的メカニズムの研究に着手している。本セミナーでは動物の性差構築機構の概要を紹介した後に、私が現在進めているズワイガニのオス形質発現メカニズムや、寄生生物による甲殻類の性転換メカニズムに関する最新の知見を紹介する。

食卓に並ぶ豪勢な食材や磯場に行くと簡単に採集できる生物を用いた研究をご紹介します。プレリミナリーな結果のオンパレードではありますが、皆様からたくさんご意見をいただき、活発な議論の場となれば幸いです。

参考文献はこちら

Genes (2021) https://doi.org/10.3390/genes12020305

参加希望の方はこちらから登録をお願いします。

https://rikkyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZMsduhpzkuG9B2wqdsI2zqgWJRdptDZcHE

主催:立教大学生命理学研究センター

共催:科研費学術変革(A)「挑戦的両性花原理」

連絡先(立教大学榊原研究室 03-3985-2596; eyoro@rikkyo.ac.jp (養老)

若手の会を開催しました!

November 7, 2022 10:31 AM

Category:終了イベント, 若手の会

2022年10月23日(日)~25日(火)まで、レクトーレ湯河原にて「若手の会」を開催し、総勢63名の参加となりました。

口頭発表では、学生の皆さんが座長を務め、若手研究者同士の活発な質疑応答が行われました。

スペシャルトークとして、九州大学大学院システム情報科学研究院の内田誠一先生と、東京大学大学院理学系研究科ご所属でJSTさきがけ研究員でもある越阪部晃永先生をお招きしました。情報科学や構造生物学からの視点の貴重なお話を伺うことができ、学生及び若手研究員にとっては大変刺激的で、非常に有益な体験になりました。

また、領域のコア技術の一つであるAIの世界を体験するための企画セッションを実施し、初めて触れるAI技術を楽しみながら学ぶことができました。

 

会の最後には、優秀口頭発表者4名、優秀ポスター発表者3名、AI賞1チームが、学生による投票の中から選出され、授賞式を行いました。 

コロナ禍になってから久しぶりに現地開催された研究集会でしたが、若手の皆さんの底知れないポテンシャルが感じられ、皆さんの今後が非常に楽しみな若手の会となり、大成功のうちに閉会致しました。

 

ご参加いただいた皆様、運営に携わってくださった学生の皆様、ご協力ありがとうございました。

 

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キックオフミーティングの動画および質疑応答を掲載しました。

September 9, 2022 11:45 AM

Category:更新情報

 

8月27日(土)に開催されたキックオフミーティングの中から、「領域の概要説明」と「公募研究募集説明」の動画をアップしました。

公募研究募集に関する質疑応答一覧も掲載しておりますので、詳しくは、「公募研究」のページをご覧ください。

キックオフミーティングを開催しました

September 9, 2022 11:30 AM

Category:シンポジウム, 班会議, 終了イベント

 

去る2022年8月27日(土)に横浜市立大学木原生物学研究所およびWebinarによるハイブリッド方式にて、キックオフミーティングを開催しました。

会場には、領域関係者約40名、オンラインでは130名を超える多くの方々にご参加いただき、大盛況で終了することが出来ました。

この場を借りてお礼申し上げます。

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

 

当領域の活動が本格的に始動致しました。

本領域の5年間の取り組みに、温かいご支援をお願い申し上げます。

 

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