研究経過

日経サイエンス7月号「植物愛! 現代の牧野富太郎たち」に取材協力しました(清水班)

May 30, 2023 12:03 PM

Category:アウトリーチ活動

main:清水班

 清水班・清水健太郎客員教授(横浜市立大学/チューリッヒ大学兼任)が2023 525 日発売の日経サイエンス7月号牧野富太郎特集「新種誕生の現場」の記事に取材協力しました。清水研究室で20年来研究してきたシロイヌナズナ属の倍数体タチスズシロソウは、NHK朝ドラ「らんまん」のモデル牧野富太郎がArabis kawasakiana Makinoとして1913年に記載したものです。2005年には分子データによってシロイヌナズナ属に属する異質倍数体であることがわかり、Arabidopsis kamchatica subsp. kawasakiana (Makino) K. Shimizu & Kudohと分類学的な組み換えを行いました。記事では、スイス・ウルナーボーデン村(写真)で過去150年に誕生したタネツケバナ属新種や、パンコムギなども紹介されています。

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記事の一部は以下のサイトで公開されていますので、ぜひご覧ください。

https://www.nikkei-science.com/202307_048.html

 

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