研究経過
【書籍】Rice: Methods and Protocolsが出版されました(川勝班、津田班)
November 18, 2024 1:03 PM
main:川勝班, 津田班
公募研究・川勝泰二上級研究員(農研機構)が編集した"Rice: Methods and Protocols"(Methods in Molecular Biologyシリーズ)が出版されました。
本書はSpringer Nature社のMethods in Molecular Biologyシリーズとして刊行され、タイトルに関連した実験における各ステップの手順が詳細に記述されたプロトコール論文集として構成されています。各ステップのコツがまとめられていることも本書の特徴です。本領域からは、公募研究・川勝らが「磁気ビーズを用いたRNA抽出法」、「CUT&RUNに用いるpAG-MNaseの簡易調製法」、「試験管内で転写因子が結合する領域を同定するDAP-seqライブラリー調製法」について、公募研究・津田勝利助教(遺伝研)が「クロマチン免疫沈降法」について執筆しています。イネを材料としたプロトコールとして記述されていますが、ほとんどのプロトコールは様々な植物種に適用できるため、イネ研究者だけでなく、多くの植物研究者の方に利用していただけると幸いです。
<書誌情報>
Taiji Kawakatsu (Eds)
Rice: Methods and Protocols (Methods in Molecular Biology, volume 2869)
Humana Press
eBook ISBN: 978-1-0716-4204-7
DOI: https://doi.org/10.1007/978-1-0716-4204-7
<本領域参画者が執筆したプロトコール論文>