文部科学省科学研究費補助金「新学術領域研究」
広報/アウトリーチ
山元は、Academic Press, London (現在はElsevierの一部)から出されている伝統のシリーズ本、Advances in Geneticsのvolume 86のguest editorとして、このたびEpigenetic Shaping of Sociosexual Interactions: From Plants to Humansと題する一冊を上梓しました。タイトルにある通り、謎多き生物個体間の相互作用をエピジェネティクスから統一的に理解しようとする野心作です。
出典:Yamamoto D. (2014) "Epigenetic Shaping of Sociosexual Interactions: From Plants to Humans", D. Yamamoto, Ed. Elsevier, Waltham, USA, 314pp.
図:上掲本の表紙
高槻で行われた日本進化学会にて、石川麻乃研究員が最優秀口頭発表賞、院生の伊藤史博さんが優秀ポスター賞を受賞しました。
広報/アウトリーチ
2014年9月5日付で、誠信書房から標記の辞典が出版されます。山元はそのうち、"24-08ショウジョウバエの行動遺伝学"、"24-10その他の動物の行動遺伝学"を執筆しています。心理学の書籍にこうした項目が設けられるのは異例のことであり、行動遺伝学の裾野が一層広がることが期待されます。
出典:下山晴彦(編)(2014)『誠信 心理学辞典 新版』誠信書房.
図:『誠信
心理学辞典 新版』のカバー
三島市と遺伝学普及会の連携事業として、三島市内の小学生31名を対象に国立遺伝学研究所にて夏休み講義・実習を行いました。進化や遺伝の簡単な解説の後、トゲウオを実際に触って近縁種間の違いを実感してもらいました。たいへん、熱心な子供たちもいて、将来の研究者が生まれるといいですね。