【教養講義】「大学生のレポート作成入門-図書館を活用したスタディスキル-」研究における情報収集・評価(6/14, 20:00追記)
2016年6月15日 (水)
梅雨入りしたおかげか、湿度が高くて、ちょっと動くと、汗がにじむように。。そう考えると、夏が近いのだなと。どうも季節の変わり目は苦手です。。。春の交配シーズンが終わり、次のことへのシフトということもあるのでしょうか。学生さんたちも少々down気味で。。。何とか、この季節の変わり目を気合いと根性で。。。。と。
4月にも広報してありました、図書館での講義「大学生のレポート作成入門-図書館を活用したスタディスキル-」。年度が替わる前にも数回の会議を重ねて。。。今年度から新しいformatに。その関係で、人数制限もあったようですが、しっかり枠内に。渡辺が担当するのは、第3ユニットの「研究における情報収集・評価」。format changeの関係で、決まったformatでレポートを書くとか。。。もちろん、投稿論文を書くようになれば、疎下formatももちろん、重要。ただ、まず、学部の1年生。しっかりと論理だった論文で、結論というか、自分の考えをまとめることができて、それなりの文章量を書くことの方が、重要だと、思っているわけですが。。。まあ、その当たりは、次年度に向けて、どうするのがよいか、受講生から、コメントをもらうというのも1つのideaかなと。。。
レポート作成となったこともあり、渡辺の研究紹介は、ある程度のところで。ただ、ベースとして、何を考えて、何をしようとしているのか、そのために、どんな情報を集める、コラボをすると言うことは大事なので、なるべく手短に。また、例年通りというわけではないですが、講義でコメントをもらったり、身の回りのちょっとした自然に目を向けてもらうために「花」の名前と作物、植物の関係。答えてくれた方に、最近は、渡辺の別刷を。。。半分以上が文系の方でしたので、少し理系の論文は残念かも知れないですが。。。それでも、レポートを書く、論文というものに、興味を持つきっかけになってくれれば。
レポートを書くためには、情報収集が重要。昔なら、いろいろな本、辞典のようなものでしたが、今はweb siteを活用できるわけです。論文の検索もGoogle Scholarのようなものも。。。是非、使ってみて下さい。また、いろいろなdatabaseもありますので。あとは、情報の評価。そういえば、論文評価で、Impact Factor、被引用数、h-indexの区別をするのを忘れていました。Impact Factorは、雑誌の評価。h-indexは、その個人の評価と言うこと。そのh-indexを公開されている場合もあると。。。あと、大事なことは、共同研究の時に相互の情報をきちんと守ること。これがよりよい共同研究の基本ですから。あと、情報と諜報の違い。ただ、知らないうちに。。。。ということも。という体験で講義は終わり。情報管理の大変さも実感できたのでは。。。
講義の最後には、コメントを書くようなシートに、コメント等を。来週はmainに、今回の検索を実習と言うことで。講義の設定などでお世話になった附属図書館・情報サービス課参考調査係・吉植様をはじめとする関係の皆様、ありがとうございました。無事、半分、完了できました。
わたなべしるす
PS. 講義の前に、貴重な図書「狩野文庫」を拝見できました。量と質の高さに感動でした。また、折を見て、伺いたいと思う、圧倒的なすごさでした。ありがとうございました。
PS.のPS. 出張の帰り道で、昨日の講義のコメントを書いたシートを、附属図書館参考調査係から頂きました。ありがとうございました。概ね、何らかの意味で、興味を持ってもらったのだなと。。。ほっとした部分と。後半部分を少しスキップしたので、花、植物の名前を忘れていました。残りの部分は15番目以降、「クリ」、「オクラ」、「サトイモ」、「イネ」、「バラ」、「カキ」、「バナナ」です。脳みその整理に使ってみて下さい。こちらも来週の実習を楽しみにしておりますので。