【研究成果】日本のハクサイ品種における一側性不和合性遺伝子の多様性「Plants」(11/16)
2021年11月16日 (火)
2017年にNature Plantsに発表した、Brassica rapaで見られる一側性不和合性が自家不和合性遺伝子座の重複によるものというのを発表。現象を発見した日本の栽培種とトルコ系統で対立遺伝子がどれくらい多様性があるかは、調べたものの、特定の作目での多様性は不明なまま。どの程度、自家不和合性の形質に影響をしているのか。そうしたことを明らかにするために、日本のハクサイ品種での多様性解析を。
論文は国際科学雑誌「Plants」に掲載(Takada et al. Genetic diversity of genes controlling unilateral incompatibility in Japanese cultivars of Chinese cabbage. Plants 10: 2467.)。pdfはfree downloadですので、是非、ご覧下さい。今回の研究は、大阪教育大、韓国・忠南大、東京大との共同研究でした。
わたなべしるす