【研究成果】花粉への給水時の柱頭乳頭細胞における液胞動態の制御が重要(6/9)
2025年6月 9日 (月)
受粉時に花粉は乳頭細胞から給水されると言われていますが、なにがどうなったら、雌ずいから花粉に水が流れるのか。その一端に液胞動態が関係しているのではないかと。液胞膜、乳頭細胞などを蛍光タンパク質で標識して、共焦点レーザー顕微鏡で観察。発表した論文は、
Fukushima, K., Hayashi, M., and Watanabe, M. (2025) The regulation of vacuole morphology in stigma papilla cells is involved in water transfer to pollen in Arabidopsis thaliana. Plant Reprod. 38: 15.
附属図書館からの「2025年度オープンアクセス推進のためのAPC支援事業の実施」のおかげで、この論文はOpen accessに。Suppl. dataには動画も。是非、ご一読ください。大事なことを忘れていました。筆頭著者はこの3月に学位を取った福島君。遅い時間までdeepな議論を頂いたのが、助教の林さん。次につながるよい論文でした。