東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成23年度活動ブログ

平成23年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

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2012.08.10

エクステンドコース第2回!@MIDOA

皆様こんにちは。宮城県仙台第二高等学校の岩渕祥璽です。


2回目のエクステンドコースでの活動内容を報告したいと思います。


それでは行きます!



◎2日目


実験内容:1日目で作成した混合溶液にMIDOA-MCを投入し、

・混合溶液中において時間ごとにどの金属をどれぐらいの割合吸着するのか

・1種類の金属のみがと溶けている溶液にMCを入れた場合にそれぞれどれぐらいの割合で吸着するのか

を検証しました。また、金属を吸着した溶液からMCを回収し、観察の為に乾燥させる準備も行いました。


まず、試験管の中に入れるMCの質量を電子天秤を使用して計量します。

MIDOA2日目 1.JPG



6本の試験管の溶液中に計量したMCを入れていきます。

MIDOA2日目 2.JPG



溶液を混ぜる(機械が左右に動いて溶液を混ぜる)機械の中に入れて、

MIDOA2日目 3.JPG



6本の試験管をそれぞれ


5分、10分、30分、1時間、2時間、3時間


に分けて、時間毎に溶液中からMCを回収していきます。



溶液の回収が終わった後、水溶液中に溶けている金属の質量を調べる為にICPという機械を用いて濃度を調べました。


■ICPとは:原子には光を当てると特定の原子は特定の振動を見せるという現象を利用して、プラズマを用いて原子の量を測る機械です。

MIDOA2日目 4.JPG




つまり、ICPで水溶液中の濃度を調べることで、MCがどれぐらい金属を吸着したのかが分かるということです。

ICPを用いて、水溶液の濃度を調べました。



最後に、↓の水溶液中から


MIDOA2日目 5.JPG




溶液を回収した後に試験管に残ったMCをシャーレの上に移動させました。

MIDOA2日目 6.JPG



乾燥させて、3日目での観察に使用します。


以上が2日目の実験レポートでした!


3日目のレポートもすぐに掲載する予定です!

それでは失礼します!!

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