東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成24年度活動ブログ

平成24年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

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2013.03.15

いよいよ明日!

 

こんばんは。福島県立磐城高校の高木です。

 

いよいよ今年度の科学者の卵も、明日で最後の講義になりますね...。

今年度の数々の講義で、様々な分野のことについて学びました!

 

明日の発展コースの発表では、私は「光合成たんぱく質遺伝子の発現と光の色との関係」について発表するので、よろしくお願いします。

 

さて、今回のこの記事では、発展コースの合間にやった、おまけ研究について書きたいと思います。

 

おまけ研究といっても、とても貴重な機会でした。

 

いきなりですが、皆さんは、「緑色蛍光タンパク質(GFP)(Green Fluorescent Protein)」について知っていますか?

2008年に下村脩博士がノーベル賞(化学賞)を受賞した、あのGFPです。

 

今回のおまけ研究では、そのGFPを用いて、たんぱく質の動きを観察しました。

 

私が使った有用遺伝子は、ミトコンドリアにはたらくものでした。

今回は、パーティクルガン法で実験しました。

 

金粒子に、有用遺伝子を組み込んだDNAを付着させて、高圧ガラス(または火薬)を使って目的の植物体に打ち込む、という方法です。

 

 

  takaki-4zvi_(c2+c4).JPG

 

 

これが、私が実際の写真です。

 

蛍光顕微鏡を用いて撮影しました。

実際に、ミトコンドリアの部分が光っていることが分かります。

 

明日のポスター発表でも、少しは紹介する予定です。

私以外の、一緒に研究している子たちも、別のたんぱく質を用いて観察したので、 そちらもお楽しみに!

 

それでは。

 

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