こんばんは。福島県立磐城高校の高木です。
いよいよ今年度の科学者の卵も、明日で最後の講義になりますね...。
今年度の数々の講義で、様々な分野のことについて学びました!
明日の発展コースの発表では、私は「光合成たんぱく質遺伝子の発現と光の色との関係」について発表するので、よろしくお願いします。
さて、今回のこの記事では、発展コースの合間にやった、おまけ研究について書きたいと思います。
おまけ研究といっても、とても貴重な機会でした。
いきなりですが、皆さんは、「緑色蛍光タンパク質(GFP)(Green Fluorescent Protein)」について知っていますか?
2008年に下村脩博士がノーベル賞(化学賞)を受賞した、あのGFPです。
今回のおまけ研究では、そのGFPを用いて、たんぱく質の動きを観察しました。
私が使った有用遺伝子は、ミトコンドリアにはたらくものでした。
今回は、パーティクルガン法で実験しました。
金粒子に、有用遺伝子を組み込んだDNAを付着させて、高圧ガラス(または火薬)を使って目的の植物体に打ち込む、という方法です。
これが、私が実際の写真です。
蛍光顕微鏡を用いて撮影しました。
実際に、ミトコンドリアの部分が光っていることが分かります。
明日のポスター発表でも、少しは紹介する予定です。
私以外の、一緒に研究している子たちも、別のたんぱく質を用いて観察したので、 そちらもお楽しみに!
それでは。