東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成27年度 活動ブログ

平成27年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.02.07

発展コースのプログラムに参加しました!Part2

こんにちは。仙台白百合学園高等学校の石井美土里です。前回の発展コースの感想の続きを投稿します。
まずは印象に残ったことを3つ記します。1つは、ガラスが水をはじかない理由について。ガラスはSiO2で構成されていて、表面に水酸基が存在するため、親水性。表面が汚れていて、油分がついていると水を弾きますが、完璧に洗浄してガラスがしっかり露出している際は、水とよくなじむので弾かないと聞きました。二つ目はNaOHがプラスチックボトルに入っている理由について。大抵の試薬はガラスに入れますが、NaOHは違って、ガラスに入れると中で溶けるためにプラスチックボトルに入れていると聞きました。3つ目は金箔が蛍光灯の光で透けて見えるということ。そのような認識はなかったので、驚きでした。実験以外にもこのように科学的な知識も沢山学びました。
 次に実験で使った器具について記します。先日ブログに書いたTEM以外に、遠心分離機が特に印象に残っています。学校の生物でグリフイスとエイブリーが行った遠心分離機を使った実験を学びましたが、いまいちピンと来なかったので、実際に使ってみてよく分かりました。左右対称に設置しないと回転に支障が生じるそうで、その点は、気をつけて行いました。
 最後に実験以外で印象に残っていることを記します。皆さんは攪拌子をご存じですか。私は漢字を見る前に、紙で出来ているものだと思っていましたが、実際は磁石でしかも実験で重宝される重要な道具と知り、驚きでした。
 次回は、プログラムの3日目と4日目について記します。

投稿者:仙台白百合学園高等学校

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