宮城県仙台第三高等学校 学校推薦 2年岩間公希です。
先月実施された東北地区SSH指定校発表会について遅れてしまいましたが報告したいと思います。(私の研究は、科学者の卵の学校推薦枠のプログラムで支援をしていただいています。その支援の内容も含めて報告します)
まず、概要です。
≪行事名≫ 東北地区SSH指定校発表会
→東北地区のSSH指定校が集結して各高校におけるトップレベルの研究を発表。また、ただの研究発表ではなく生徒間、高校間での交流も行われる。
≪日時≫ 2016年1月23日(土)~1月24日(日)
≪場所≫ 青森県立八戸北高校
≪内容≫ 1日目 口頭発表(各校1題、発表7分、質疑応答3分、入れ替え1分)
2日目 ポスター発表(各校2題、発表各50分、前半後半入れ替え制)
私は、学校の代表として口頭発表を行いました。題名は『廃コンクリートの再固化技術の開発~捨てられるがれきに新たな命を~』です。この発表の具体的な内容やこの研究発表に至るまでの経緯、卵からの具体的な支援については別の記事で紹介します。
さて、理数科のある高校やSSH指定校あるいは自然科学部に所属している生徒が取り組む課題研究(自らテーマを設定し課題を設定しその解決に向けて研究を行うこと)ですが今回の発表を受けて感じたことを紹介します。
高校生の研究の多くは目的が分かりにくい、はっきりしない。あるいは、考察がなされていないがために研究として成り立っていないという例がよく見受けられます。しかし、発表会の研究発表では核となる目的がはっきりと明確でありその目的に対する考察がしっかりとなされていたと思います。例えば、SSH指定校であることを活用していつもお世話になっている地域に科学で還元したい、とある科学大会で優勝するためにどのような装置を作ればよいのか等です。課題設定をする力、目的に対して考察する力が研究には非常に重要であることを改めて実感しました。
今回はざっと概要を紹介しましたが次の記事で卵との関わりについても紹介します。
投稿者:宮城県仙台第三高等学校