東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成27年度 活動ブログ

平成27年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.02.09

私の研究と卵のつながり① ~学校推薦についてpartⅠ~

宮城県仙台第三高等学校 学校推薦 2年岩間公希です。

昨日、投稿した東北地区SSH指定校発表会についての報告ですが、今日はその続き?として科学者の卵と自分の研究がどのように関わってきたのか紹介したいと思います。

≪科学者の卵のコースについて≫

まず、科学者の卵にはコースが2つ用意されています。1つ目は、5.6月ごろ募集がかかる自己推薦コース(1年間通してすべての講義/英語サロンに参加)(講義レポート等の点数が高いほど発展コースに選ばれて大学の研究室に配属されます。さらに上を行くと海外研修に参加することもできます)(URL)。2つ目は、自分の研究(SSH指定校や理数科がおもに対象)を深めることができる学校推薦コースがあります。私は、後者の学校推薦で科学者の卵に参加しています。

≪学校推薦と自己推薦の違い≫

まず、自己推薦の開講式は6月下旬、学校推薦の開講式は10月上旬に開催されます。自己推薦の人は開講式から3月までわたってすべての講義・英語での交流・e-ラーニングシステム等に参加できます。一方、学校推薦の人は開講式が10月とあってすべての講義に参加できませんがメンターとの話し合いがかぶらなければ後の講義はすべて聞くことができます。もちろん、英語サロンだって参加できます。大きな違いは自分の研究について支援する機会があるかないかの違いだと思います。自己推薦と学校推薦の両方を受講することができるのでどっちもやりたい人地でも安心です。(僕の場合は、26年度の卵で自己推薦コースに所属していたので27年度は学校推薦一本で参加しました。)

≪学校推薦でやることは?~はじめの一歩~≫

第1回目の開講式(10月)で、メンターの方と対面式を行います。その後、連絡方法・今後の方針・予算の使い道・発表会に向けてなどなどを話し合います。ここから3月の発表会までメンターの方と協力し合って自分の研究をさらに深く面白く細かく追及していきます。毎月ある講義の時間や英語サロンの時間などを使ってメンターの人と話し合うことができます。また、高校訪問と言って実際に実験している場所や実験、設備を見てもらって現場で検討し合うこともできます。さらにさらに、メンターの方に一般の中高生がタダで見られないような論文を取り寄せてもらったり、大学の教授などと交流する機会も設けてくれます。さらにさらにさらに、1研究あたり約10万円の研究資金(もちろん何でもOKということではありません。本当に研究に必要な薬品や資材しか買うことはできません)を提供してくれます。


この続きはまた今度書きます。次はメンターについて ・ 具体的なかかわり について書きます。

投稿者:宮城県仙台第三高等学校

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