東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成27年度 活動ブログ

平成27年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.03.06

私の研究と卵のつながり②~学校推薦についてpartⅡ~

城県仙台第三高等学校 学校推薦 2年岩間公希です。

私の学校での学年末考査が終了しました。前回の投稿の続きを書きたいと思います。前回、学校推薦でやることの初期段階について書きましたが、今回は具体的にどのように研究とかかわっていくのかについて書きたいと思います。

≪学校推薦でやることは?~研究を深めるために~≫

高校生の課題研究というのは、大学とは違って設備の制限、時間の制限、薬品の制限などと幅広くできるというものではありません。その一方で高校生だからこそ出来るアイディア性に富んだ研究を思う存分できるというのは利点かも知れません。

≪大学関係者のメンターだから出来ること≫

研究を進めるうえで重要なカギを握るもののひとつに先行研究があります。研究のどこまでがわかっていて、どこまでがわかっていないのか。事前に知る必要があります。多くの論文を見るためにはたくさん関係する情報を集めることが必要となりますが、学校推薦だとメンターの先輩が協力してくれます。これは、大学関係者のメンターだから出来ることです。ちなみに、場合によっては大学図書館での資料探しや大学の教授クラスの先生方との研究相談などの支援もしてくれます。

≪研究者の先輩として≫

研究というのは発表して世に発信していくことまでが重要であるといわれていますが、学会やコンテスト等で発表するのに必要なのはプレゼン資料(ポスターや口頭発表用パワーポイント等)です。しかし、自分で作ろう!!と思っていても中々うまくいかないことがあります。そんなとき、メンターの方々が徹底的に丁寧な指導をしてくれます。そのおかげで、ほかの発表生徒よりも格段に見栄えの良い、伝わるポスターで発表出来ます。また、僕の場合は中学の時からポスター作りを経験しているので基本的な書き方は分かっていましたが、メンターに発表を客観的に見てもらい、視聴者にどのように自分の研究が映るのか。教えてくれるのも利点の一つです。

次回は、研究の仕上げの部分について紹介します。

投稿者:宮城県仙台第三高等学校

PAGE TOP