東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成27年度 活動ブログ

平成27年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.03.07

1年間の英語サロン、海外研修事前英語研修に参加して学んだこと

 宮城県仙台第三高等学校 鈴木 智寛です。今日は、英語事前研修2回目、3回目を受けて感じた事と、1年間、科学者の卵で英語サロン、英語研修に参加して感じたことや、成長したと思える事をまとめて書きたいと思います。

 昨日は、東北大学で三回目の英語事前研修を受けました。海外研修も近くなってきました。高校に入ったばかりの頃の自分は、高校受験のための英語しか勉強していなかったので、英語で会話をするということに少し抵抗があり、実際、間違えるのが恥ずかしかったり、言葉につまるのが少し怖かったです。しかし、今はまったくそんなことは思うことがなく、むしろ、英語での会話を楽しめるようになりました。機会があれば、留学生や海外の人とももっとたくさん話してみたい、英語で僕の街、仙台の有名なイベントやおいしい食べ物、僕の趣味など話してみたい!と考えるほどです。そして今では、高校にいるALTの英語の先生とも、顔を合わせる時には、自分から英語で話しかけられるほどになりました。自分は英語が得意だ。とは言えません。しかし、それでも話は通じるのが英語だ、と最近思っています。英語のテストでいい点とれるのと、英語で会話できるのは、まったく別のスキルだと思います。自分は英語のテストの点数は良い方ではありませんが、英語で話すことが好きです。少し文法を間違ったり、単語が出てこなくても、他の単語にいいかえたりできるし、とにかく伝えようとする気持ちがあれば、伝わります。相手も、真剣にこちらの下手な英語を聞きとろうとしてくれているので、焦らずに、落ち着いて説明すれば、伝わります。だまらないことが大切です。こうして、自分から話そうと努力していくうちに、自然と聞きとる力がつくのが面白いところです。とにかく話して、相手の英語を聞いてみる。何度も体験することで、最初の一回目こそ戸惑いますが、少しずつ分かってきます。その経験が出来る一つの手段が、科学者の卵の英語サロンでした。自分の英会話力は、そこで鍛えられたと思います。確かに、初めは間違えてばかりで、恥ずかしくて、緊張もしていましたが、英語サロンは月に一回あり、失敗しても次があるのです。自分は、前回は上手く話せなかったから、次回はこう英語で言ってみようか?もっと会話に参加してみよう!などと、毎回毎回反省と試行を繰り返して、英語サロンに臨みました。その結果、英会話に対する緊張や恐怖はだいぶなくなりました。ありがとうございます。英語サロンでは実際に東北大学に勉強しに来ている色んな国の留学生(アメリカ、中国、バングラデシュ、インド、トルコ、フィンランド、インドネシア、マレーシア、アルジェリア、ベトナム、ブラジル、リトアニア、モンゴル、ネパール、スーダン等々・・・)の方々と自由な会話ができるのです。こんな素敵な環境で英語を勉強できるなんて、本当に科学者の卵に参加してよかったです。毎回、英語サロンでは話すテーマが決まっていて、それにそって話を進めていくのですが、始まる前の時間、そしてお昼ご飯を一緒に食べる時間などは自由に留学生の方と話せるのです。自分は、その自由な時間も楽しかったですね。以前に、卵のブログにも書きましたが、日本の漫画の話で盛り上がったり(自分の好きな分野や詳しい分野は、英語で話しやすいですよ)、「いつも自分の国では何食べてるの?」と聞いたら「僕の国では毎朝決まってカレーを食べるよ」という留学生がいて驚いたり、他にもたくさんの出会いや発見がありました。緊張や恥ずかしさを通り越したら、その先は本当に楽しいです。このブログを読んでいて、これから科学者の卵に参加しようか悩んでる人がいたとしたら、僕はぜひ参加するべきだと勧めますね。英語サロンだけでも、深い経験ができます。大学の講義だからといって、恐れる必要はなく、とにかく楽しんでやることが大切だと思いました。全ての活動が楽しいので、レポートなども、自然と自分はたくさん書けました。

 一年卵に参加して、大切だと思ったのはやはり「積極的に行動、発言する」ということですね。それが、全ての活動において、プラスに働きます。気持ちも楽しくなるし、講義で積極的に質問すれば理解度も上がるし、レポートやブログを頑張って、自分の考えや思ったことを伝えれば、認められることもあるし、友達もたくさんできるし、留学生とも仲良くなれます。本当に充実した一年になりました。振り返ってみると、自分も大きく成長できた一年だったと思います。それもこれも、卵に関わってくださった、教授や先生方、事務の方、大学生の方、留学生の方、一緒の部屋で講義に参加して英語サロンも行った、同年代の高校生、みんなのおかげだと思います。本当にありがとうございます。次回の3月13日の発表で、今年度の卵の活動は終了となりますが、最後まで、一生懸命やろうと思います。自分はその日は発展コースでの研究「減災アクションカードゲームを作ろう」の口頭発表とポスター発表があるので、興味がある方はぜひ、見に来てください!

投稿者:宮城県仙台第三高等学校

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