東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成27年度 活動ブログ

平成27年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.03.11

科学者の卵養成講座  一年間を振り返ってPart1

 こんにちは。仙台白百合学園高等学校の石井美土里です。 明後日で今年度の科学者の卵養成講座が終わります。一年間は、本当にあっという間で沢山のことを吸収出来たように思います。私がこの講座に応募したのは、担任の先生が朝礼で、卵の紹介なさったことがきっかけでした。昔から割と科学が好きな方ではありましたが、将来の夢として挙げていたのは、コンサルタントや弁護士など、文系の職業ばかりでした。そんな自分の視野を広げるチャンスだと思い、応募を決めました。

 初めての講義は、とても難しく、レポート課題で問われる思考力も不足していて、今後の不安を感じるばかりでした。そこで私は、次の講義から予習することに決めました。例えば、講義してくださる教授の研究室のホームページを見て、講義内容の詳細を知り、不明な点はネットで調べたりするなどして理解を深めました。そして、講義後には、自分で予習した内容と照らし合わせて、不明な点は直接、教授にメールで質問をして解決しました。私は、特に自家不和合性の講義をして下さった渡辺教授にメールで何度も質問をし、研究室を訪問して、お話を伺いました。そこで渡辺教授がおっしゃった「今受けている試験は答えがある試験。でも、社会に出てから、特に研究者の世界では、答えが無いものを研究するもの。」という言葉は今でもよく覚えています。本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。

 また講義の他に私は英語サロンが好きでした。私の学校はSGH指定校であるため、土曜日登校が多く、3回しか参加することが出来ませんでしたが、その分1回1回が思い出深かったです。ここで、自分の英語が外国人に通用するということを実感し、自信になりました。また、私は将来の夢を英語で発表する機会を与えて頂きました。その後、頂いたコメント用紙に「ネイティブのような発音だった」 「教科書のCDのようだった」 と書いてあって、とても嬉しかったです。初対面の人とコミュニケーションを取るという経験は今後、社会に出た際にとても役に立つと思うので、良かったと思います。

 続きは明日、投稿します。

投稿者:仙台白百合学園高等学校

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