東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2018.03.10

2年間ありがとうございました!

こんにちは。埼玉県立浦和第一女子高等学校の川崎弥矢です。今年は卵2年目で重点コース受講生です。本日開催された受講生発表会について書きたいと思います。

     

重点コースでは研究室にお邪魔して研究を進めていくので、中央棟の大講義室に入るのは約1年ぶりでした。久しぶりに昨年度一緒に講義を受けた仲間と再会でき、とても嬉しかったです。ポスター準備をしたり、昼食を食べたりしながら、楽しいひとときを過ごしました。

   

まずは口頭発表でした。昨年度は研究発展コースⅠで研究をしており、海外研修でも発表させていただいたので、私は英語で発表していました。いろいろと懐かしく思いながら今年の受講生の方々の発表を聴かせていただきました。英語の発表は、少し聞き取るだけで一苦労なところもありましたが、皆さんの発表のどれも興味深かったです。昨年度は1年生で物理を学校でやっておらず分からなかったことも、2年生になって履修したことで分かるようになったなど、1年経ったからこそのおもしろさもたくさんありました。

    

次にポスター発表がありました。私は重点コースの研究「2連続変異パターンから探るヒトミトコンドリアゲノムの未来」を発表させていただきました。(頭にDNAの髪飾りをつけていた変人人が私です。)発表練習が事前にあまりできず少しドキドキしながら発表しましたが、たくさん聴いてくださる方がいて(助けてくださって)、とても内容が濃く満足度の高い発表となりました。ディスカッションもでき、自分では気づいてなかった聴衆の皆さんが気になるポイントや、今後の課題が見えてきておもしろかったです。

     

最後には修了式がありました。修了式では、次年度からの科学者の卵の展望についてお話があり、もし続くようなら、学校の後輩にもぜひ参加してほしいなと思いました。そして、恒例のレポート書きもありました。短時間でレポートを手書きで書くのも今年の開講式以来で、少しなまっているような気がしました。1年前は余裕とまではいかなかったものの、ある程度書けていたので、継続は力なりだなと改めて実感しました。ブログも同じで、久しぶりに書こうと思ったら自分のスタイルを忘れかけていました。ニュースレターを見たら、今年のブログやまちかどサイエンスの投稿数が多く、私の力は少ないとは思いますが、開講式でブログのことについて話した効果もあれば嬉しいです。

     

今回で2年間の卵生活が終わりかと思うと、私の高校生活の勉強の次を占めていたものが卵だったので、心にぽっかり穴が空いてしまったようで寂しく感じます。これまで研究基礎コースをはじめ、発展コースⅠや海外研修、重点コースまで参加させていただき、たくさんの経験を詰ませていただきました。講義を受けていく中で学びたい方向や興味のある分野が定まり、文章力もつき、英語力も伸ばすことができ、本当に素晴らしい2年間でした。講義をしてくださった先生方、お世話をしてくださった事務局の皆さま、先輩として支えてくださったひよこの皆さま、研究を見てくださったTAの皆さま、本当にありがとうございました。これからは、また良い報告をできるように、まずは勉強を頑張りたいと思います。

投稿者:埼玉県立浦和第一女子高等学校

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