初めまして。宮城県仙台二華高等学校1年生の関谷夏子です。
投稿が遅くなりました。
「科学者の卵養成講座参加決定」と書かれた通知が自宅に届いてから、約1週間...楽しみにしていた、第一回講座が、先日7月21日開講されました。
午前の開講式では、平成29年度受講生の"ひよこ"(先輩)の方々からのお話があり、講義など様々な活動において、この講座で大切にすべきことについて紹介していただきました。私は、(科学者の)卵一個として、この1年間、自分の限界を超えられるまで頑張っていきたいとモチベーションを上げることができました。
私は、先輩方の話に共通していると思ったことがあります。それは、「自分の目の前の『未知』から逃げずに向き合う」ということです。このことは、下記のような色々な場面で活きてくると思います。(ここからの文章の中で、一部、先輩方の話の中で出てきた言葉を使用させていただきます。)
一つ目は講義です。年間を通じて受ける講義は、様々な科学分野からのものなので、それについての知識がない、またはすぐに理解できないと感じる場面がたくさんあるかもしれません。そのようなときに、「分からなくても集中して聞く」、「常に自分の考えや意見を持ち続ける」、「さらにそれらをレポートや質問タイムでアウトプットする」ことが大切だと学びました。
二つ目は英語での活動です。話し相手が難しい単語や文法を使っていたり、自分が伝えたいことをどう表現したらいいか分からなかったりするとき、「もどかしさをそのままにせず、調べて(インプットして)、次の機会で使ってみる(アウトプットする)ことで、より身に付く」と学びました。
午後は、二つの講義を受けました。
一つ目は、久利先生の「災害科学情報を活用する!-火山災害を事例に考える-」でした。私は、地球科学についての研究をしたいと考えているので、この講義を楽しみにしていました。最も印象に残ったことは、住民と行政や自治体、そして専門家との意思疎通がうまくいっていない現状があるということです。私は、研究者や専門家たちが研究結果から得られたことをしっかりと住民に教えることと、専門家から防災について学ぼうとする意識の両方が成り立つことで、より確実な防災につながると思いました。また、研究結果が実際の生活(防災)に役立つことこそが研究することの本当の意味なのだと学びました。
二つ目は、伊藤先生の「DNAと遺伝子組み換え植物」でした。私の好きな海外ドラマが科学捜査系で、DNAの話が出てくるたびにそれが気になっていましたが、今回の講義を受けて、遺伝子の分野についても興味がわきました。
今回は、直接質問したい!という思いと、レポートを時間内に完璧に書き上げたい!という思いが葛藤し、どちらも達成できず消化不良のまま帰宅しました。今後の科学者の卵の講座を通して、積極的に言葉にしていく力と文章力を身に付けたいと思いました。
長文失礼しました。最後まで読んでくださった方々に、感謝申し上げます。
今後とも、よろしくお願い致します。
投稿者:宮城県仙台二華高等学校