こんにちは。群馬県立高崎女子高校2年の
畑中佳乃(はたなかよしの)です。よろしくお願いします。投稿が遅くなってしまい、すみません。
《第2回講義を終えて》
私はこの講義に参加する前からAIに少し興味がありました。皆さんも言われたことがあるかもしれません。将来ほとんどの職業がAIに取って代わられるから進路をよく見極めなさい。私は学校や塾でよくこう聞かされます。ほかにも、AIが人類を超え人間が支配されるようになるとか、どれもこれも本当だとこれまで信じてきました。AIと聞くと丸山先生がおしゃっていたようになんだか全てが素晴らしいもの(たしかに素晴らしいものなんですが)に聞こえてしまいます。
この講義に参加する前からAIは人類を超えることはできるのかというのは私にとってとても疑問でした。もしそうなってしまった場合、人間は支配されるようになる、AIと人類の戦争になるかもしれない、あぁ、そんなことになるなら今の世の中もう十分便利なんだから、もう研究を止めた方がいいんじゃない⁈それほどまでに思っていた時期もありました。しかし、ロボットが危ない現場で仕事をしたり、医療現場で活躍することもあり、研究を止めるわけにはいかないこともわかっていました。この講義を聞いて今まで自分の疑問だったことが少しは解決できたと思います。
まず、AIが人類を超えること(全ての分野において)は現段階ではほとんど不可能だということ。今まで自分が疑問に感じていたこと、不安だったことは、擬人化されたAIのことであることが理解できました。ディープラーニングの説明で
①過去のデータに基づいて解を出すので
ひらめき、感情はないこと
②100パーセントの保証はなく時には
失敗もあること
③常に最適な解を出すことができるわけでは
ないこと
がわかりました。この3つのことから言えることはたしかにクイズ番組や将棋などの世界において人間がAIに負けてしまうことや、あらゆる危険な現場でAIの考えによって人間が助けられたことは今まで沢山ありました。最終的に言えることはAIは本来の感情を持つことはできないし、AIによって出された考えの選択肢もその中から人間が1番良いものを選びぬき、議論され人間によって結論が出されます。
AIがたとえ人類を超える知能を持ったとしてもどの時代においても最後に結論を出すのは人間であり、その結論に責任を持つのも人間です。人間には自ら考える力があり、周囲と助け合って行く力があり、人を助けようと思う心があります。これらをAIが持つことは一生不可能だと私は考えます。知能においてはAIに頼ることがどんどん必要になってきます。だからこそ、人間の強みである"人間らしさ"これを大切にすべきだと思います。
最後に講義をしてくださった先生方、サポートしてくださったスタッフさん、一緒に学んだ卵の皆さんに感謝したいです。ありがとうございました。
投稿者:群馬県立高崎女子高等学校