東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成30年度 活動ブログ

平成30年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2018.09.09

~孵化への道~第4回講座を終えて

初めまして。宮城県仙台二華高等学校1年の早川美衣(はやかわみい)です。早くも第4回講座が終了しました。毎回興味深いテーマで楽しく参加させていただいています。東北大学青葉山キャンパスに行くのもだいぶ慣れてきました。ブログを書くのは人生初めてで少し出遅れてしまいましたが第4回の講義について書きたいと思います。

今回は2つのテーマがあり、まず1つ目は京都大学コラボ企画・パネルディスカッション「キミの現在と未来、そして、科学を語ろう‼」についてです。4名の方の5つの話題について聴講しました。どれも興味深いものばかりでした。特に「翻訳機能が発達している現在、英語を学ぶ意味があるのか」という話題については深く考えさせられました。私は中学2年生が終わる春休みにシンガポールへ短期のホームステイに行きました。3歳から英会話を習っていたもののホームステイは初めてだったので、何度もつまづきながら会話をしているうちに、私は「伝えようとする心」の大切さを実感しました。パネルディスカッションでもあったように、会話をしようとする意欲が大切なのです。確かに翻訳ソフトなどを使えば正確に会話をできるかもしれません。しかし、例え正確な英語ではなくても伝えようと努力をすれば、外国の方と心からの交流ができることを体験しました。また、「科学は社会・世界を幸せにするか?」という話題も深く考えさせられました。科学は誰かを幸せにすれば、他の誰かが傷つく。科学は個人を幸せにしても、世界を幸せにするのは難しいという意見に納得しました。誰かの幸せの裏では誰かが傷ついているということを忘れないようにしなければいけないと思いました。

次に2つ目の「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」~花粉と雌しべの細胞間コミュニケーションとその分子機構~についてです。今まで考えていたこと以上により深くまで考え、どれも面白いものばかりでした。特に興味を持ったのは、チャールズ・ダーウィンがマルバアサガオで発見した「ヒーロー」という現象です。なぜ途中までは自殖弱勢が現れるのに6世代目で他殖個体より大きくなるのか不思議に思いました。他殖性の植物が自殖へ適応できると知り、生命の強さを感じました。

最後に、講義をしてくださった先生方や関係者の方々、ありがとうございました。この科学者の卵を通して、多くの他校の方々との交流も楽しみの1つにしています。次回の講座も楽しみです。

投稿者:宮城県仙台二華高等学校

ブログトップへ戻る

高校別

宮城県仙台第一高等学校(0)

宮城県仙台第二高等学校(0)

宮城県仙台第三高等学校(0)

宮城県宮城第一高等学校(8)

宮城県仙台二華高等学校(4)

仙台市立仙台青陵中等教育学校(1)

仙台白百合学園高等学校(0)

東北学院高等学校(4)

青森県立青森高等学校(1)

青森県立三本木高等学校(2)

青森県立八戸北高等高校(2)

青森県立八戸東高等学校(1)

秋田県立秋田南高等学校(6)

秋田県立秋田北高等学校(1)

秋田県立大館鳳鳴高等学校(2)

秋田県立秋田高等学校(0)

岩手県立一関第一高等学校(5)

岩手県立花巻北高等学校(4)

岩手県立水沢高等学校(0)

岩手県立盛岡第一高等学校(4)

岩手県立盛岡第三高等学校(2)

盛岡中央高等学校(1)

岩手県立福岡高等学校(0)

岩手県立軽米高等学校(2)

岩手県立宮古高等学校(0)

岩手県立黒沢尻北高等学校(0)

山形県立山形東高等学校(0)

山形県立酒田東高等学校(1)

山形県立新庄北高等学校(1)

山形県立米沢興譲館高等学校(3)

山形県立東桜学館高等学校(0)

山形県立鶴岡工業高等専門学校(0)

福島県立福島高等学校(9)

福島成蹊高等学校(0)

福島県立安積黎明高等学校(0)

福島県立橘高等学校(0)

福島県立会津高等学校(3)

福島県立相馬高等学校(0)

栃木県立栃木高等学校(3)

群馬県立高崎女子高等学校(2)

群馬県立前橋高等学校(4)

前橋育英高等学校(0)

埼玉県立熊谷西高等学校(0)

立教女学院高等学校(3)

埼玉県立浦和第一女子高等学校(0)

東京都立科学技術高等学校(0)

広尾学園高等学校(0)

札幌日本大学高等学校(0)

PAGE TOP