こんにちは。青森県立八戸東高校の高橋実久です。だいぶ時間が経ってしまいましたが、9月に参加した科学者の卵について書こうと思います。
科学者の卵の日を毎回心待ちにしている私ですが、4回目の卵は、現役大学生のお話が聞けるパネルディスカッション!私のワクワク感は止まりませんでした。
パネルディスカッションで特に心に残ったことは二つあります。
一つ目は、「大学の研究はネタが尽きない」という先輩の言葉です。保育園の頃から、サッカー、バスケ、バドミントン等スポーツばかりしてきた私は、研究らしい研究をしたことがありません。やったことがあるのは自由研究くらいです(笑)。そんな私ですが、『研究とは挑戦であり、人々の生活をよりよくするための新たな発見を積んでいくもの』と大それた考えを持っています。そして、私たちの生活の中の便利さは研究の成果の賜物だと思っています。まだまだ未知の世界はあり、その発見のための研究は尽きないものなのだと思います。4人の先輩方の話を聞き、研究には終わりはなく、無限大であることを改めて感じました。
二つ目は英語力を身につける必要性です。私にはたくさんの国の人と考えを伝え合って討論をしてみたいという思いがあります。3回目の卵、日英サイエンスワークショップで改めて自分の英語力の拙さを痛感したため、英語は将来のためにも勉強しなければならないものとして考えていました。今回のお話で英語を話すということについて、更に多くの考えが生まれました。先輩の『相手の領域に入りたいという意思表示になる』という考えには驚き、納得、共感しました。英語についてますます意欲が湧いてきました。
続いて、講義!!
今回の講義はあのダーウィンが注目したという自家不和合成についてでした。私は物理選択ですが、キノコや微生物など生物系のことに非常に興味があるため、この講義は楽しみでした。生物基礎の知識しかない私でしたが、教授が言ったように人間に置き換えてみると分かりやすく、面白くて笑ってしまいました。植物も人間のように彼女と彼氏は支え合わなければならないこと、自家不和合成だったとしても人間の結婚ハードルのようにハードルを下げて自家和合成になり、自分の花粉で受粉すること等が特に印象に残りました。植物も人間みたいじゃんと思い楽しくなりました。
次回の卵では、さらに自分の殻を破り、もっとアクティブにもっと頭をフル回転させて講義の内容についていけるように頑張ります。そしていろいろな人に話しかけて、仲間の輪を広げていきたいと思っています。次回も楽しみです!
投稿者:青森県立八戸東高等学校