こんにちは。仙台二華高校の盧優慈です。かなり前回からの投稿から時間が空いてしましたが、第4回講座を振り返っていきたいと思います。
まずは、パネルディスカッションについてです。前回あったAIとIoTでのパネルディスカッションをとても楽しく聞かせていただいたので、今回もとても楽しみにしていました。一番印象に残ったのは「高校での研究と大学での研究の違う点」から派生していって、大学生の方の一人が「研究とはだれかが傷ついているという前提で成立しているもので、だからこそ、僕は自分の研究の結果を社会に還元するという意思があるからやっている。」という言葉でした。自分の目標や何のために研究をしているのかがとてもしっかりしていて、科学者の人たちは興味や関心だけではなく、人や社会のことを考えて研究しているのだと知りました。対して自分はどうかと考えると、まだ将来について決めかねていることが多くて、自分は科学を通して何をしたいのか考える必要があると思いました。さらに討論を通して、高校生の今すべきことも多く語っていらっしゃったので、まずは今自分は何をしたらいいのか決めていきたいと思います。
次は、講義での自家不和会性について。自家受粉はせず、他家受粉のみで種子ができるという植物の不思議な性質についての話でした。なぜ植物がこんなことをするのか。それは、環境への適応力を高め、優秀な遺伝子を多く残すためです。やはり生き物はすごいですね。生物の先生が言っていました。「生物の一番面白いところは多様性だ」と。まさにその通りだと思います。植物一つとっても、前回受けたDNAに然り、今回の自家不和合性然り、様々な違いがあります。また、先生のお話では、自家不和合性の植物が自家和合成になることもあるそうです。植物は強いですね。一個体が生き残るためではなく、その種族全体が生き残るために適応を重ねていき、今の植物たちがいるのだと考えると、植物たちに対する気持ちも変わってきますね。
今回も非常に楽しくお話を聞かせていただきました。レポートは全然ダメでしたが、次こそ...!頑張りたいと思います。
投稿者:宮城県仙台二華高等学校