宮城県仙台二華高等学校1年の早川美衣です。昨日の第5回講座について振り返ってみたいと思います。
午前中はサイエンスチャレンジをしました。4人1組になって30本のモールと割り箸1膳を使って時間内に4つのピンポン玉を積み上げ高さを競うものでした。4人の班のメンバーは出身地も学年も違う仲間でしたが、準備をするまでの間にいろいろなことを話して打ち解けることができました。残念ながら私たちの班は良い結果を残すことができませんでしたが、お互いにそれぞれ意見を出し合ってより良いものを作ろうと努力したのは有意義な時間でした。このチャレンジで学んだことは、周りにも目を向けることと、時間内に終わらせることの大切さです。自分の班だけではなく、周りにも目を向けることでより多くの考えを得ることができます。常に周りの状況を理解しながら行動していきたいと思います。また、どんなに良い考えが浮かんでも制限時間を過ぎては意味がありません。今後はこのことを特に意識していきたいと思います。
午後は2つの講義がありました。始めに「進化する航空機~ライト兄弟から火星飛行機まで~」です。お話と実際に体を動かしながら学ぶ講義でした。特に印象に残ったのはまっすぐ飛ぶ紙飛行を作ったことです。垂直尾翼、重心の位置などの必要な要素が一つでも欠けるとまっすぐ飛ばなかったので、飛行機は細かな要素が詰まった繊細なものだと感じました。
次に「分子・遺伝子で診断し、治療への道を拓く『分子病理学』」についてです。様々ながんの中で特に膵臓がんの生存率の低さには驚きました。がんを切除できても生存率が低いのが現状のようです。お話の中にもあったように、personalized型の治療へと転換することによって、がんの治療がより良いものになると期待します。難しい話が多かったですが、更に医学の分野に興味が湧きました。
次回の進路選択アドバイスもとても興味があり、是非参考にしたいです。
投稿者:宮城県仙台二華高等学校