こんばんわ、宮城第一高等学校の金川恵都です。今回、第五回となる科学者の卵について書いていこうと思います。
まず航空機についてです。
機体の翼は実は空気の細かな流れまで計算されて作られているなんて、と思ったのが正直な感想です。飛行機に乗った経験は多々ありますが、機体の翼をじっくり見る機会があまりなく、実際に見て見たいなとちょっとした好奇心が生まれました。
私が関心の意を示したのは此処だけではありません。翼だけではなく、重心が何処にあるかでまた変わってくるという部分もです。講義中にも「風の谷のナウシカ」が例に出されていましたが、翼がいくら整っていても重心の位置によって傾く方向が全く違う、況してやナウシカの場合後ろに回転してしまうとの事でした。そこにクスッとした反面、また一つ理想の乗り物が架空のものになってしまったということに残念だと思いました。
しかしこの講座で飛行機の知らなかった大切な部分を知ることにより、設計時やメンテナンスがどれほど重要になってくるか伝わり、ほんの少しのミスが大きな事故に関わってくることがわかりました。
次に薬学です。
話題はがんについてでしたね。私はがんの治療法がどのようになっているのかに興味があったので、新しい知識を多く取り入れることができました。
今までがん治療薬というのは副作用に関して問題視されていましたが、発症源別に考えるのではなく遺伝子から考えるとその作用も軽減されるそうです。どの遺伝子が異常を起こしているかを調べてその遺伝子に対応した薬を渡すという方法が現在進んでいるとのことで、効果は良い傾向にあると知りました。しかしデメリットを挙げるとすれば、どの遺伝子が異常を起こしているか調べる為に多額の料金が発生してしまう上、薬を定期的に貰うのにもまた料金が発生するというコストに関してがあるのです。より多くの患者の方が同じ治療を受けれるようになるためには、今後の研究の成果や、新たな発見が鍵となると思うので私達はそれを繋げられるようにしなくてはいけないなとも感じました。
次回の講習は倫理学についてと聞きました。私自身倫理が好きで、自分の考え方をハッキリ持っていると考えているので私の考え方と同じ人がいるのか、又は正反対となる考え方に出会えるのか楽しみです。
また次回もよろしくお願いします。
投稿者:宮城県宮城第一高等学校