こんばんは。
群馬県立高崎女子高校2年の畑中佳乃です。
《第6回の講義を終えて》
今日も初めにサイエンスカフェがありましたが、皆さんは今から10.20年後に初めて実用化されそうな技術、たくさん思いつきましたか⁈私は3個考えるのがやっとなぐらいでした...私はがんの研究をしてみたいと考えてきましたが、その際に自分にどのような責任が生まれるのか、自分の研究が悪用されてしまう可能性はあるのか、などについて今まで考えることは全くありませんでした。人を助けるための研究が誰に悪用されてしまうことはとても残念なことですが、そういった可能性があることを今日の話で実感できたのは良かったです。また、研究するとそのことだけに没頭してしまいがちですが、普通の感覚を忘れないこと、違う世界とつながり続けること、というのはやはり大切なことだなと思いました。
午後は、進路選択についての講義がありましたが、自分にとって共感できることがたくさんありました。私はなにをするにも『やり抜く力』が1番大切だと思っています。例えば自分の将来の夢を叶えようと思った時。努力を何にもしないで、へし折られそうになる気持ちも経験しないで、夢を叶えられる。ただ毎日の生活を送っているだけで、ポーンと夢が叶う。なんて、そんな夢のような話ないと思います。どうしたら自分の夢が叶うか。それを考えて叶うまでのプロセスの中で死に物狂いで努力したり、諦めそうになっても気持ちを取り直して頑張り続ける。こういったことを自分で考えて実践できる人こそが、自分の夢を叶えられるんだと思うし、かっこいいと思います。このプロセスの中で必要になって来るのは、忍耐力。自分で一度決めたことを最後までやり抜く力。こういった力が自分を支えてくれるはずです。私の話になってしまいますが、小中とスキーをやって、中学では駅伝もやっていました。スキー部や駅伝部は辛い練習ばかりでほんとにやだな、投げ出してやりたいな、なんて思うこともあったけど、続けられたのはやっぱり自分には勝ちたいという目標があって、それを達成したい気持ちがあったからです。高校受験の時、恥ずかしい話ですが、始め自分は全然合格圏なんかに入ってもなくて、それでも諦めずに今の学校に入れたのは、部活で鍛えた忍耐力が勉強の面でも生きてきたからだと今では思っているし、振り返ってみてあの時頑張ってよかったなと思います。受験期になってこれから辛いことがあったり、医者になってから、研究者になってからも壁にぶち当たることがあるかもしれません。しかし、そこで諦めてしまったら、なんの意味もありません。そういう時こそ、チャンスだと思って私はこれからもやり抜き通したいと思います。
最後にサポートしてくださったスタッフの方々、一緒に学んでくれた卵の皆さん、今日の講義をしてくださった先生方、大学生の方々に感謝です。ありがとうございました。
投稿者:群馬県立高崎女子高等学校