みなさん、こんにちは。宮城県宮城第一高等学校2年の佐藤遥佳です。この時期に初投稿です。今日の農芸化学会シンポジウム「微生物と私たちの環境・暮らし・健康」に参加しました。私は、微生物(特に酵素)に興味があります。なぜなら、酵素を用いた化粧品や食品の製造に関わりたいと思っているからです。微生物は、いろんな分野・場所で使われていることを知って微生物の道は広いなと思いました。この場をお借りして各発表についての感想を書きたいと思います。 「微生物の無限の可能性を探る:探索のすすめ」 スクリーニングをすると他の反応経路が見つかるということについて私たちの生活でも使えると思いました。例えば、分からない問題があるときには見方を変えれば答えにたどり着いたり解きやすい方法を見つけたりすることができるということです。分かっていることでも他の考え方がないか考えていきたいです。 「環境浄化で活躍する微生物」 環境汚染物質を食べてくれる微生物がいるが、全体的に見ると、微弱で、それが環境汚染につながっているというお話がありました。私はプラスチックを食べたり分解できるキノコがあると雑誌で読みました。まだ分解できる仕組みは分かっていないことが多いようですが、このキノコが使われるようになればプラスチックを燃焼させるエネルギーや埋め立て場所の減少ができるのではないかと思いました。 「お酒や醤油造りに必要なこうじ菌の酵素はどのように生産されるのか」 醤油の風味は醤油酵母や醤油乳酸菌の発酵の力によって生まれることを知りました。こうじ菌を深く知れば知るほど複雑な仕組みであることが分かりました。 「酵素産業と微生物」 酵素は食品・医療・工業の分野で使われていて、酵素を発見する方法の1つに土壌探索があることを知り驚きました。 「ミドリムシで広がるものづくり」 ミドリムシを使った食べ物があるということは知っていましたが、豊富な栄養素があり油をつくれるということは知りませんでした。1日に取るべき野菜の量は、350gと多いですがミドリムシを食事に取り入れれば健康を維持できると思いました。 「薬を創る微生物」 微生物培養液からの生物活性化物質の探索は、かなりの時間と労力が必要な作業だと思いました。 交流会で農芸化学会の会長さんや名城大学の先生と話しができたことは貴重な体験でした。 今回のシンポジウムは私の将来についてより深く考えることや今、どんなことが行われているかを知ることが出来ました。渡辺先生からもう少し文章力をつけましょうというコメントをいただいたのでこれからもブログを書こうと思います。
投稿者:宮城県宮城第一高等学校