宮城県仙台二華高等学校1年の早川美衣です。昨日の第7回講座について振り返ってみたいと思います。
今回は、「微生物と私たちの環境・暮らし・健康〜世界に誇る日本の微生物研究〜」ということで、6名の先生方の講演を聞かせていただきました。その中でも特に印象に残った2つについて書きたいと思います。
1つめは、永田先生の「環境浄化で活躍する微生物」です。今まで環境浄化と微生物を結び付けて考えたことが無かったので、とても興味深いものでした。お話の中で、微生物の能力を利用して乱れたバランスを補正するというバイオレメディエーションという方法が紹介され、そのメリットやデメリットなどを学びました。メリットとして環境への負担が少ないというものがあり、環境を保護するうえで大切だと感じました。
2つめは、岩田先生の「ミドリムシで広がるものづくり」です。ミドリムシはもちろん知っていましたが、それのみに注目して考えたことが無かったので、興味を持ちました。講演を聞いて思ったのは、ミドリムシには本当にたくさんの力があるということです。燃料から食べ物まで、様々なものに応用できると知り、まだ知られていない利用の仕方もあるのではないかと思いました。ミドリムシは100~400種類もいるというのにも驚きました。その中には赤いミドリムシもいると知り、面白いと思いました。赤いミドリムシが作る毒素を薬に応用しようとしているということで、もしその薬ができたらどのような作用を持つのか気になりました。
第7回講座も、とても興味深いものばかりでした。今まで深くまで考えたことのなかった微生物に目を向ける良い機会だったと思います。次回も楽しみです。
投稿者:宮城県仙台二華高等学校