東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成30年度 活動ブログ

平成30年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2018.12.17

第7回科学者の卵養成講座を終えて

こんにちは。東北学院高等学校の朝野徳(あさのなる)です。今回の科学者の卵養成講座では、日本農芸化学会とのコラボ企画である公開シンポジウムを聴講しました。シンポジウムでは微生物に関する6つの講義を聴講しましたが、この中から特に印象に残った2つの講義についてお話したいと思います。 1つ目の講義は「お酒や醤油造りに必要なこうじ菌の酵素はどのように生産されるのか?」の講義です。普段私たちが口にしているものの多くは菌の力によって作られています。この講義ではこうじ菌やその培養についてのことを学びました。こうじ菌はデンプンをブドウ糖に、タンパク質をアミノ酸に分解します。そして、ブドウ糖のアルコール発酵によりアルコール、アミノ酸からはうま味がつくられるということを知って、大変興味深く感じました。 2つ目の講義は「ミドリムシで広がるものづくり」の講義です。ミドリムシ系ドリンクやミドリムシラーメンなどミドリムシを使ったものがあることは知っていましたが、講義を聴講して私が思っている以上にミドリムシがいろいろなところで活用されていることが分かりました。 その中で、私が特に気になったのはミドリムシの燃料についてのお話です。この講義をしてくださった株式会社ユーグレナでは日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料のプラントが完成したとのことでしたが、私はこれまで飛行機をバイオディーゼルで飛ばすという話を聞いたことがありませんでした。これが実現すればとても画期的なことだと思うので、実際に早く活用されてほしいと思いました。 シンポジウム閉会後、研究者の方々との交流会がありました。この交流会で研究について、これからの微生物、酵素の可能性などの貴重なお話を聞くことができて、とてもいい経験になりました。 今回の科学者の卵養成講座では、普段から私たちの身の回りにあるものが微生物によって成り立っているということを深く知ることができ、改めて微生物の多機能性を認識することができて良かったです。

投稿者:東北学院高等学校

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