2019.07.02
「科学者の卵」第一回を終えて。
こんにちは。岩手県立一関第一高等学校2年、白井洸多(しらいこうた)です。こういったブログを書くことが初めてだったため、投稿が遅れてしまいました......
今回、こうして初講義を受けたのですが、この場所は本当に素晴らしい環境が整っていることを実感しました。発展的な講義内容、気軽に質問のできる講師の方々やメンターの先輩方、そして考えたことを共有できる同じ環境の生徒。こうして文字に起こすと改めてとても素晴らしい環境を整えて頂いていたことを実感します。また、質問の時間では皆が活発にレベルの高い質問をしていて、また先程と同じ事を実感しつつも、このメンバーでこれから交流して行けることへの期待が高まりました。
また今回、渡辺教授による講義「ダーウィンも注目した高等植物の自家不和合成~花粉と雌しべの細胞間コミュニケーションとその分子機構~」を受講したわけですが、とても興味深い内容でした。特に興味深かったのは、自家不和合成植物の自他識別についてモデルを使った説明で、以前から疑問に思っていたことが解消され、また似たようなシステムが確か人体の仕組みにも存在していたはずだったため、学問同士が繋がった感じがしてとても興味深かったです。また、質問の回答で出た他殖性の植物を自殖させる方法についても、雌しべを剥き出しにしたり、年を取らせて受け入れるように適応させたりと、「その手があったか」と新しく気づかされることが多く、とても興味深かったです。
今回の講義を経て、2日たった今でも興奮がさめず、改めて自分にとってとても有意義な時間だったということを実感しています。次回の講義もまた、いや今回以上に充実したものにできるよう、事前学習なども頑張りたいと思います。
これから一年間、皆さんと切磋琢磨して行けたらいいなと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。
投稿者:岩手県立一関第一高等学校