こんにちは。青森県立青森東高等学校1年 澤田瑚倖です。
今回の科学者の卵養成講座では英語交流サロン、英語能力獲得大作戦、がん制御へ向けてのchallengeの3つが行われました。
英語交流サロンでは 、2人の留学生と英語で会話しました。私は、元々英語が得意ではなくとても不安でした。英語交流サロンで実際に話してみても、周りの英語能力の高さに圧倒され、積極的に話すことが出来ませんでしたが、同じグループの高校生の皆さんに助けてもらい、なんとか自分の持っている英語の知識で頑張ることができました。しかし、もっと勉強しておけば良かったと後悔が残りました。
1つ目の講義である「英語能力獲得大作戦」では、英語の学習方法について学びました。この講義を受けて、私は今まで行っていた勉強では全然英語能力の上達につながっていないと身をもって感じました。正直なところ、私は英語を感覚で解いている部分が多かったと思います。知っている単語があれば、その単語から大まかな意味を取る。そんな解き方をしていました。しかし、テストでは通用していたその方法が実践ではあまり役に立たない物でした。文法力は単語力に並ぶほど重要な勉強であることを知り、私は今までの勉強法を少しずつ変えていこうと思いました。基礎から少しずつ、高校の範囲が分からなければ、まず中学校の範囲に戻って再確認。基本文型をしっかり理解し英語能力を向上させていこうと思いました。
2つ目の講義は「がん制御へ向けてのchallenge」でした。がんは遺伝子情報のミスによって引き起こされる病気です。加齢によってがんにかかるリスクは高まり、そのリスクは男性の方が高いという統計になっています。がんの中でも膵癌は生存率が低く、QOL(quality of life)が低く、手術が難しいがんです。そんな難しいがんがありますが、今は昔よりも治せるがんが増えてきています。私がこの講義で驚いたことはがんによって転移しやすい場所が決まっていることです。これはリンパや血管が関係しているらしいです。私はこれを聞いたとき、薬を作るとしたら、転移しやすい場所への影響を考えなければいけないと思いました。仮に最初にがんになった部分で治りきらず、転移してしまったときにその転移した部分へ、薬の成分まで移動し、それががん以外の障害を出してしまったら本末転倒です。病気の治療というのは患部にだけ配慮するのではなく、転移しやすい場所が分かっているならばその部分にも配慮しなければいけないのだと思いました。
今回の科学者の卵では、英語交流サロンで助けてくれたグループの子と友達になれたり、留学生の方々に助けていただいたり、多くの人に助けられました。次の英語交流サロンまでに実践的な英語が身に付くように頑張りたいと思います。2つ目の講義である、がんについての講義では、生物が嫌いではないのですが、細胞や臓器をみるのが苦手で、講義を理解する前に、ちゃんと講義を聴き続けられるのか不安に思っていましたが、今回の講義では不思議と苦手意識が出ず、最後まで聴くことが出来ました。さらに講義を聴いているうちにこの分野について、もっと知りたいと思うようになり、興味の幅が広がっていると感じました。今後も今まで自分が見てこなかった分野に視野を広げていきたいです。次の講義では質問で手を挙げられるように、講義の内容をしっかりと理解したいと思います。
投稿者:青森県立青森東高等学校