こんにちは。宮城第一高等学校1年の熊倉妃夏です。今日は、午前中に留学生の方との交流会があり、午後に2つの講義がありました。
午前中の交流会では、自分が今頑張っていることについて英語で説明することができました。たまたま班のメンバーが全員理科関係の部活だったので、今行っている研究の話で盛り上がることができました。留学生の方が今されている研究は、最近私が興味を持ち始め行きたい学部だったので、とてもおもしろく色々質問しました。答えるときには、図を用いて分かりやすく説明してくださったり、難しい専門用語は日本語を織り交ぜてくださったりしたので、知識が足りない私でもよく理解することができました。今回の交流会では、前回の交流会よりも積極的に質問したり、聞き取ることができたので良かったです。
午後は、まず笠田竜太教授による講義でした。以前学校の課外学習で筑波に行った時、ITER計画の話を聞いたり、加速器を見てきたりして興味があったので、今日更に詳しく知ることができて良かったです。核融合の方法などはあまり知りませんでしたが、核融合するのに使うトカマク式の構造を理解することができました。まだ核融合は認識度が低く、核分裂に比べて知られていないので利点などを積極的に説明していく必要があると思いました。次の講義は佐貫智行教授の素粒子に関する講義でした。この世にあるすべてのものは、3つの素粒子からできているのだと分かりました。宇宙は5%が素粒子というわかる部分で、それ以外の95%はダークエネルギーとダークマターというまだわからない部分からできているということに驚きました。宇宙は昔からあるものであるのにも関わらず、このように未知の部分が多いというのがおもしろいと思いました。今回の2つの講義はどちらも物理の内容で、学校でまだやっていないので難しい部分もありましたが、どちらもこれからまだまだ研究が進みそうな内容だったのでとても興味深かったです。
今回の卵で折り返しになってしまいました。終わってしまうのは悲しいですが、一回一回を価値のあるものにできるよう今まで以上に集中して取り組んでいきたいです。
投稿者:宮城県宮城第一高等学校