みなさん、こんにちは。仙台市立仙台青陵中等教育学校5年の星野鈴佳です。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月14日の発表会中止のお知らせから早4日...。まさかとは思っていましたが、事務局からメールを頂いたときはやはりショックでした。ですが、自然の脅威には抗えないのですね...。みなさんもどうか、お体には気を付けてお過ごしください。またいつかお会いできる日を楽しみにしています!
ということで、私の高校も休校になってしまった訳なのですが、せっかくできた時間を有効活用しようと思ってブログを投稿した次第です。私は今研究発展コースで、医学系研究科の病態病理学分野で実習をしています。前回は私の実習内容について簡単に紹介したので、今日は私が実際に見て感じてきた「研究室」という場所についてお話していければと思います。
研究発展コースでは、毎回実際に研究室にお邪魔させていただいて実習を行っています。これもまた、科学者の卵養成講座のすごいところだと思います!そもそもみなさんは、大学の研究室ってどういうところだと思いますか?実習に参加する前の私は、「教授と学生の方が一緒に研究をしている場所」というようなかなり貧しいイメージしか持っていませんでした。これもまた間違ってはいないのですが、実習に参加してみると意外な発見がありました。
まず、「研究室にはどんな人がいるのか?」についてお話していきます。病態病理学分野の研究室には、学生の方はもちろん幅広い年齢の方がいらっしゃって、全体で20人弱になるそうです。学生の方はやはり東北大学医学部医学科の方が多いですが、他の大学から東北大学の医学系研究科に入られた方もいます。また、中には海外で医師をされていて日本に来られた方もいて、「門戸開放」を理念に掲げる東北大学ならではの校風が感じられます。また、たまに休みの日に実習をすることもあるのですが、そのときも研究室には人がいて、みなさんがそれぞれの時間に研究をされているのだと感じます。まだ研究室の方全員とお話できていないので、機会があればぜひどんな研究をされているのか等聞いてみたいと思っています。
次に、「研究室って何をするところ?」についてお話していきます。一言で言えば、やはり「研究」です。ただ、みなさんが全く同じ研究をされているかというとそうでもなく、一つの大きなテーマがあり、そのためにそれぞれが異なるアプローチから研究をされているのだと感じています。実際に、私のグループにはもう一人仲間がいるのですが、私もその子とは少し違うテーマで研究をしているので、何をしているのかについて話すととても面白いです。また、研究室内で定期的に発表会をされているようで、その場を通して情報交換等をされているのかなと思います。
ここまで、研究室について私が感じてきたことを書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。一言でまとめるならば、「研究室って面白いところだ!」です。幅広い年齢の方がいらっしゃるので、学校の教室とも、部活ともまた違う雰囲気です。ですが、決して堅苦しい場所ではないと感じています。学生の方が、何か分からないところや悩みがあるときに様々な方に相談していらっしゃるところを見ると、温かい雰囲気の場所なのだと感じます。今日は私が実習をさせて頂いている研究室についてお話してきましたが、雰囲気もまた研究室によって全然違うのではないかと思います。自分も将来、研究室に配属される日が来るのかなと思うと、少しワクワクします!みなさんにも、少しでも研究室についてイメージを深めていただけたらと思い、今日はブログを投稿しました。また近いうちに投稿したいと思います(とにかく時間があるので...)。ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
投稿者:仙台市立仙台青陵中等教育学校