皆さんこんにちは、米沢興譲館高校の島貫脩平です。今回は科学者の卵の二回目の講義について書いていきたいと思います。
まず初めにプラズマと核融合についての講義を受けました。皆さんはプラズマや核融合が何か知っていますか?また、知っている方はなんのために存在しているのかわかりますか?多分知っている人は少ないと思います。そんな方のために簡単に説明していきます。そもそもプラズマとは電気が帯びていて発光現象が伴い、凄まじい温度を持っているのが特徴です。密度や温度が高く電気的に中性なことから多様な応用分野が存在します。(ちなみに身近なプラズマの例は雷やオーロラや蛍光灯などが存在しています。どれも1000以上あります)次に、核融合についての説明です。核融合とは水素などの気体同士をぶつけることで莫大なエネルギーを取り出す技術のことです。どのくらいの規模かというと、洗濯1回分の水+ノートPCのリチウムイオン電池を核融合反応させた時に、一般家庭の年間電力消費量の数年分(・Д・)に匹敵するエネルギーが放出されます。これがどのくらい凄いことか皆さんに伝わったでしょうか?プラズマや核融合反応の素晴らしい点は今紹介したものの他にもたくさんあるので興味を持った方は是非さらに詳しく調べて見てください。
次に、「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」とゆう講義を受けました。今のタイトルを聞いて『どうゆう事?』と思った方がいると思います。大丈夫です。初めの方は私も分からなかったから。それではまず自家不和合性って何?とゆうところから説明していきます。自家不和合性とは、両性花である被子植物において、雌雄両生殖器官が機能的・形態的に正常であるにもかかわらず、自己の花粉では受粉に至らず、非自己の花粉が成立する現象のことです。多分今の説明ではなんともいえない感じですね。簡単に説明すると自分のおしべの花粉がおしべについても受粉しないとゆうことです。なんでそんなことする必要があるの?と思った方も多いでしょう。その理由は、他の植物の花粉と受粉することによって、遺伝子の組み合わせのバリエーションが広がるとゆうメリットがあるからです。そうすることにより、環境に適応しやすくなります。ではデメリットはないの?いいえ。デメリットもあります。他人の花粉を受粉するとゆうことは、距離がまず離れています。(自分のおしべよりも)そのせいで花粉を運ぶ際に落ちてしっまったり、他の花についたりしてしまいます。また、虫などを呼ぶための蜜が必要になるので、余計なコストが出てしまいます。と、ここまでが自家不和合性についての簡単な説明でした。この自然界の中で全ての植物が自家不和合性の特性を持っているわけではありません。その他には、自家和合成と呼ばれる特性を持つ植物もいます。しかしその具体的な内容は長くなってしまいますのでカットさせてもらいます。どうしても知りたい人のためものすごくおおまかに話すと、メリットやデメッリトなどは自家不和合性を待つ植物の反対の性質を持っているといえます。さらに自家不和合性と自家和合成を行き来する植物も存在します。これらの植物に共通する事は日々変わっていく環境に適用してより多くの子孫を残すために様々な工夫をしている事です。これは、今後の人類のスローガンになるかもしれませんね。
今回講義を受けた、プラズマや植物の自家不和合性の研究は、とてつもないスピードで進んでいます。いや、そう言えるでしょう。今身近にあるものが、いつか世界を変えてしまうものかもしれません。そのような素晴らしい瞬間に出会うために、視点を広げるのも良いですが、根本的なことに気づくためにグウッと下まで下げて見るのも良いかもしれません。これからも、日常を不思議と共に楽しんでいきましょう。最後までご視聴ありがとうございました。
米沢興譲館高校 島貫脩平
投稿者:山形県立米沢興譲館高等学校