みなさん、こんにちは。福島県立会津高等学校2年の渡部雪歩です。前回のブログで「次回からはすぐにブログを更新する」と言った手前これ以上遅くするわけにはいかないと思い、これを書いています。今年は文化祭が中止になり、その代わりとして行なわれた体育祭+文化部の発表チックなもの(我が校ではなぜか青春祭と呼びますが・・・)が3日間も行なわれ、身体的・精神的に疲弊していたため、2週間の間が空いてしまいました。あのノリにはついていけませんね・・・。ブログの方は今回の講座の感想がメインで書いていきたいと思います。次回からは内容まとめとかも書いていきたいなと思っています。(前回同様、次回のハードルをあげてしまいましたが、私は大丈夫でしょうか・・。)
まずは安藤先生が話してくださった「プラズマと核融合」についてです。正直に言いましょう。私は物理が嫌いです。電気が関わってくると私の頭には???しか浮かびません。そんな私が安藤先生の講義を聞いてどう思ったと思いますか?正解は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・めちゃくちゃプラズマってかっこいい!!!って興味持っちゃったわけですよ。もちろん、今まで物理を避けてきたので、先生がおっしゃってる基礎の基礎ぐらいしかわからなかったと思います。だから、相対性理論の話だってクイズで学んだ知識ぐらいしかないし、ロケットのエンジンを電気にしたら到達速度が速くなるということもあまり理解出来てない。それでも、プラズマをもっともっと研究して使えるようになったら、エネルギー問題も解決するかもしれないし、宇宙のもっと遠くまでいけるかもしれないということが学べて、物理が嫌いだと避けてきたのを少し後悔しました(そうは言っても、まだ生物にはかないませんが)。プラズマの凄さが分かったのも、安藤先生の講義が面白かったからです。ありがとうございます。しかし、私は核エネルギーの使用となると慎重派です(ここまで盛り上がっといてなんですが・・・)。私は福島県民として県内の状況を見てきて、核エネルギーというものに否定的な感情を抱いてきました。それで、「核融合」は本当に安全なのか納得しきれていない部分もあります。しかし安藤先生の講義を受け、原子力発電とは方法が異なり比較的安全であることがわかりました。将来、この技術がどのように生活に関わってくるかわかりませんが、核融合は安全に使うことができるのか、もっと学び、自分の目で判断していきたいと思います。
次は渡辺先生の「自家不和合性」について書こうと思います。私は、「植物には自殖と他殖がある」ということは何となく知っていました。しかし今回のメインテーマであった「自家不和合性」については全く知らず、驚き、ワクワクしながら講義に参加しました。渡辺先生の話を聞いて、自殖に比べ一見効率が悪そうに見える他殖も、種の多様性維持のために役立っていると分かりました。その「他殖」の手段の一つに「自家不和合性」があり、SP11とSRKを鍵と鍵穴の関係で用いることで、自他の認識をしているそうです。個人的には現代の本人確認システムようなハイテクなシステム(私の例えは下手らしいので、何かに例えてたら無視していただいて構いません。)みたいだな、その精度を試してみたいなとなどと考えながら聞いていましたが、現代の技術と植物はどちらがより高い精度で識別できるんでしょうか??かのダーウィンも自家不和合性という現象に気がついていたようで、「ヒーロー」というものを発見したそうです。名前からしてかっこいいですが、仕組みが謎に包まれているのも人々を魅了する(?)一つの要因なのでしょう(少なくとも私は魅了されています!!)。ダーウィンが後世に残した謎が今後解かれていくのか、注目していきたいです。講義内容についてではないですが、渡辺先生の「わからないことはわからないと答える姿勢」は自分も見習いたいなと感じました。分かっていることの方がわからないことよりも少ないとされる世の中であっても、「分からない」とはっきり答えることは多くないと思います。「分からない」と答えられるのおは、自分が分かっていないことを分かっているからであり、質問に真摯に向かった結果だと考えています。私もそのような受け答えができるよう、「何が分かっていないのか」と区別していくとともに、少しでも分からない部分を埋めていけるよう努力していきたいと思いました。
次は、Luo Han先生の「How to Train Yourself to Sound Like a Native Speaker」についてです。今回、Luo Han先生の講義を聴いて、久しぶりに「英語って楽しい!!」と感じることができました。小学生の頃はわちゃわちゃと楽しくやっていたのに、いつの間にか受験の手段としてしか英語を見ることが出来なくなっていたのではないか、と反省しました。英語は、構文や意味を理解し、単語は意味だけわかってればいい。そんな風に授業を進め、学習してきたように感じます。しかし、英語は言語であり、教科書のような平面に収まるようなものではありません。私が普段「単語が覚えられない」と嘆いていたのは、その意味だけを見て使い方や関連語を全く見ていなかったのも一因だと思います。Luo Han先生は英語だけではなく日本語もとても上手に話されていて、私も先生のように堂々と外国語が話せるようになりたいと強く感じました。そのため、先生が教えてくださった学習方法を少しずつ試してみたいと思います。
今回もためになる、そして面白いご講義ありがとうございました。来週もまたよろしくお願いします。
また更新します。
投稿者:福島県立会津高等学校