皆さんこんにちは。八戸聖ウルスラ学院高等学校1年の野呂知世です。活動ブログを作ろうとは思いつつも、なかなか勇気が出ずに手をつけることができていませんでしたが、第2回講義でメンターさんが勧めてくれたのでまずは第1回講義についてまとめてみようと思います。
第一回は伊藤幸博先生による「DNAと遺伝子組み換え植物」についての講義でした。生物、しかも遺伝子の組換えというとても興味のある分野の講義だったので、野呂のテンションは爆上がりでした笑。
皆さんは「アグロバクテリウム」という細菌を知っていますか。この細菌は土の中に住んでおり、植物に感染します。つまり、植物から見たら病原体ですね。植物に感染したアグロバクテリウムは、自分のDNAを植物のDNAに取り込ませます。そして自分専用の栄養分を作らせ、増殖していきます。これを利用して遺伝子を組み替えているそうです。私は「アグロバクテリウム」という存在を初めて知りました。カタカナの名称って、どういう語源があるのか気になりますよね。そこで私は名前の由来を調べ、自分なりにまとめてみました。私は「アグロバクテリウム」という言葉を、「アグロ」と「バクテリウム」の複合語だと考えました。おそらくバクテリウム(bacterium)はバクテリア(bacteria)、つまり細菌を意味します。そしてアグロ(aggro)はトレーディングカードゲーム内で使われる専門的な言葉です。序盤から攻撃的で、短いターンでの試合終了を目標にしたデッキのことを指します。アグロとは、相手の準備が整わないうちに即座に攻め込むことを意味し、「集団的攻撃」というニュアンスがぴったりだそうです。ちなみにアグロ(aggro)の由来は、英語のaggressive(積極的)からきています。よって「アグロバクテリウム」とは、相手が抗体を作る前に侵食してしまう、とても攻撃的な細菌だという意味なのですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アグロバクテリウム
特に印象に残っているのは、伊藤先生の行った遺伝子組み換えイネの作成です。イネの身の部分は、私たちが食料として体内に取り込んでおり、余ってしまったイネわらは、おそらく廃棄してしまうことが多いでしょう。でも、実はイネわらは燃料として使うことができるのです。再生不可能な地球のエネルギーの使用を控え、これからの地球を守っていくためには、私たちの日常に潜むこのような「もったいない」を見つけ、なくしていることが必要不可欠だと思いました。
憧れの東北大学主催「科学者の卵養成講座」に参加することができ、とても嬉しく思います。今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、東北大学に行くことが難しくなってしまいました。そんな中でも、ZOOMを介してのオンライン講座を開き、学びの機会を与えてくださった方々にはとても感謝しています。ハイレベルな講義を体験することができて、とても楽しいです。でも、緊張してしまい、質問したいことがあっても、手をあげることができませんでした...。ポートフォリオで聞くという手もありますが、やはり直接質問したいですね。では、第3回講義までには、第2回の分もまとめたいと思います。ご講義ありがとうございました。
投稿者:八戸聖ウルスラ学院高等学校