こんにちは。仙台二華高等学校1年の川村琉菜です。
ゆで卵を作っていざ切ってみると黄身が黒ずんでるときはないでしょうか。味は変わりませんが見た目的にあまりきれいには見えませんよね。原因は卵のゆですぎにあるのはご存知でしたか?15分以上ゆでると硫化水素が発生し、卵黄の鉄分と結合し変色してしまうそうです。ゆですぎない、ゆでた後冷水で冷やす、冷水に酢を入れる。そうすると変色を防げるそうです。
今回は講義の前に英語サロンがありました。テーマは「SNSは有害か無害か」。私は使う人にもよると思います。使い方によっては何でも知ることができたり、地球の裏側でなにが起こっているか知ることができたりとても有能ですが、人を傷つけたり、悲しませたり、自分が危ない目にあったりと危険な面も持ち合わせています。使い方を決めておくことが大事だと感じました。
事前に話す内容は決めていたのですが、アドリブで話さなければならなくなったときとっさに言葉が出てこずに焦ってしまいました。臨機応変な対応ができるようもっと英語力を鍛えていかなければならないと感じました。
さて今回の第七回講義は浅井先生による「進化する航空機~ライト兄弟から火星飛行機まで~」でした。飛行機の歴史から、飛行機が飛ぶ仕組みまで航空工学に関する様々なことを学ぶことができました。15世紀ごろから研究されてきた航空工学ですが人が初めて空を飛んだのは1783年のことでした。そこからまた研究は加速していきますが、絶対温度の単位になっているイギリスのケルビン卿は「I have not the smallest molecule of faith in aerial navigation other than balloning(私は、気球以外の飛行方法に対して分子一つもの信念も持っていない)」と発言していました。熱気球以外の飛行方法なんてないと考えられていたのです。
しかし、かの有名なライト兄弟が1903年に有人飛行をしたことにより世界は大きく変わります。人は空を飛ぶことができることが証明されたのです。
15世紀ごろから研究されてきた航空工学は今宇宙探査にも利用されています。火星探査のための飛行機を作るプロジェクトが進められているそうなのですが、そこでは地球上の100分の1気圧しかないので通常の飛行機のようにはいきません。通常の飛行機とは異なり翼の形がただの平らな板のほうが揚力は上がり、表面が流線形よりも凹凸のある翼のほうが空気の流れが離れることなく大きな揚力を出せるそうです。ですので、15世紀にレオナルドダヴィンチが昆虫をもとに飛行機を作れないかとメモを残していたように、昆虫、とくにハチ型のロボットが最先端の火星探査機となっていくようです。
昔々に考えられ、科学の発達につれて、不可能ではないかと思われていったものが実は最先端だったということではないでしょうか。とても面白いですよね。
講義もあと2回となりました。すべてを吸収しきりたいと思います。
投稿者:宮城県仙台二華高等学校