2021年、初投稿です。令和二年度の講義も後半の後半という感じでしょうか。
さて、第7回特別講義の内容に移りますね!!英語サロンと『進化する航空機~ライト兄弟から火星飛行機まで~』と題して、浅井先生は、米国空軍博物館で「ゼロ戦」の修復に携わったそうです。第二次大戦期に実際に使用されてた戦闘機を間近で見られるなんて凄いですよね????いつの日か私もアメリカで実物を見て、戦時中のことを深く学びたいです。前置きはここまでとして、今回は、航空機ができるまでの歴史と現在の研究についてでした。古代から人々が空を飛びたいとの願望があり、15世紀末にはレオナルドダヴィンチが虫や鳥の観察を通してパラシュートやヘリコプターなどをスケッチしたものが残っています。しかし、鳥の模倣飛行は人間の力では不可能であったため、現在に至るまでの航空機開発にはあまり影響がなかったようです。18世紀になると様々な学者によって熱気球による人類初飛行に成功しました。19世紀初頭には「近代航空学の父」であるケイレイ卿によって「飛行」の問題を化学的に研究し、揚力と推力を区別しました。
ライト兄弟の人類初友人動力付き飛行までの道のりは本当に大変でした。講義を受けながら、航空機にかける熱意や意欲が時代を超えて伝わってきたような気がしました。彼らの歴史的位置づけとしては、「サイエンス」として航空学を考えたことで要素ごとに性能の良い装置開発が活発になったことと、「システム工学」としてみたことで、インテグレーションするという発想が生まれたそうです。これにより、自然の模倣からの脱却が可能になり、爆発的な進化を遂げました。彼らが航空機に興味を示さなかったとしたら、今頃は飛行機が存在しているのでしょうか?
航空機が飛躍的に開発され、現在では人や物の輸送の為に使用されていますが、気候変動に大きく関係しています。成田-サンフランシスコを往復したときの二酸化炭素の排出量は一人当たり1165㎏です。ものすごく衝撃的だったので、もう一度言います。一人当たり1165㎏ですよ!?飛行機に乗ることが憧れの一つである私にとっては大大大大大問題です。既に、2050年実現を目指して未来型電動航空機の開発は進んでいるそうで、少し安心しました。
次に、火星飛行機についてお話します。何のために火星を調べているのかというと浅井先生曰く、宇宙を知り、地球を知り、生命を知るためだそうです。火星には水が流れた後や地下には氷があり、極地域にはドライアイスがあることが分かっています。地球の大気圧は1013hPaで、火星はなんと7hPaで、火星では地球での飛行原理が成り立たない不思議な世界が広がっていることを知りました。大気圧が違うと翼の形によって揚力に差ができるのだそう。宇宙ってやはり謎が多い空間だと感じます。火星には生命体が存在するのではないかという期待もあるので、非常にわくわくします!!
今回も英語サロンがありました。お題は「SNSは有害か無害か」でした。
今回も結構大変でした。自分の殻を破らないと変われないと頭ではわかっているのに、なかなか一歩先へ踏み出せないというカオスな状況でした。グローバルな人材になるためにはこのようなことも順調にこなしていけるように頑張るしか無いです...
EGG DIARY(7)はこの辺で失礼いたします。See you next time!!
投稿者:岩手県立花巻北高等学校