皆さんこんにちは、五所川原高校2年小野未来です。もう1月も終わりますが明けましておめでとうございます。まだまだ寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?さて、今回は第5回と第7回のブログを書かせて頂きたいと思います。長くなりそうなので、私が特に書きたいと思う部分だけ書こうと思います。
さて、第5回の特別講義は11月28日に行われました。もう去年のことになってしまうのですが、ブログを書きたいので書かせて頂きます。第5回特別講義では「哺乳類の進化における歯の重要性について」、「エンザイムハンター〜暮らしの役に立つ酵素を見つけ出し、利用する〜」の2つの講義がありました。
「哺乳類の進化における歯の重要性について」では、歯から幹細胞を作ることができるという点に驚きました。歯髄幹細胞という細胞は歯から採取することができるので、子供の乳歯を集めると多くの歯髄幹細胞を集めることが出来ます。また、iPS細胞やES細胞とは違い、人をまるまる作ることは出来ないので安全です。また、歯髄幹細胞からiPS細胞を作ることもできます。様々な細胞になることが出来るので、私は歯の再生医療に実用化される日が来ると良いなと思いました。小さい頃から「歯は大事にしなさい」と言われてきましたが、このことを知るとより一層虫歯にならないようにきちんと歯磨きをしようと思いました。
「エンザイムハンター〜暮らしの役に立つ酵素を見つけ出し、利用する〜」では、酵素で花の色を変えられることに驚きました。私は花の色は色々な色の花の遺伝子を導入して変えていると勝手に考えていたので、酵素で色を変えられることを知り、酵素は日常生活で沢山使われていて大きな力を持っていることが分かりました。しかし、酵素は花の中だけでも沢山の種類があるので、どの酵素が花の色を決めていてどこに存在しているのかを探す作業は大変だと思いました。20種類のアミノ酸が100個繋がると、タンパク質の種類は宇宙に存在する星の数を軽く超えるらしいので酵素の数は計り知れないなと思いました。
続いて、第7回の特別講義「進化する航空機〜ライト兄弟から火星飛行機まで〜」についてです。私は今まで飛行機が飛ぶ原理をよく知らないまま生きてきたのですが、飛行機は空気の性質である「流速が増すと圧力が下がる」ことを上手に利用して揚力を生み出しているそうです。なぜ飛行機は助走があるのか疑問だったのですが、ようやく理解することができました。現在は音速を超えた超音速飛行ができるものもあるそうです。また、火星で飛行機を飛ばそうという研究があることに驚きました。火星は地球と全く環境が異なり、大気の7hPaしかないのですが、火星で飛ばすことが出来るのかを実験することが出来る火星大気風洞を使って実験すると、地球と違い単純な板や少し丸みを帯びた板のような翼だと揚力が大きくなることが分かったらしいのです。私は地球での当たり前は他の惑星では通用しないことを知って複雑だと思いましたが、逆に惑星ごとに個性があるみたいで面白いとも思いました。
少し長くなってしまいましたが、書きたかったことは書けました。読みづらかったと思いますが、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。
投稿者:青森県立五所川原高等学校