皆さんこんにちは。群馬県立中央中等教育学校の栁澤明日美です。
今日は英語サロンと、岩渕先生によるご講義「薬を創る科学技術」がありました。
岩渕先生の講義では、薬の発見、発明史について詳しく知ることができました。
ヴェーラーが1828年に無機化合物から有機化合物が合成されることを発見してから現在までの200年弱の期間で、ここまで創薬科学が進歩したことに驚きました。
身近な薬剤でよく耳にするアスピリンが消毒薬から開発に至った課程は、全く違った用途で使用されていた薬剤が他の効能を示す可能性を秘めていることを知りました。また、当初染色技術のために使用されていた色素から細胞の染色技術が生まれたことも興味深く感じました。
しかし2014年度の満たされない医療ニーズと創薬研究からは、アルツハイマー病や多発性硬化症などの病気はまだまだ満足いく薬がないことから、今後そのような開発に携われるような仕事ができたら素晴らしいなと思いました。
今回の講義で優れた化学反応を見つけ、新薬開発につなげていくかが重要であることが分かりました。貴重なご講義ありがとうございました。
次は最後の講座です。最後まで気を引き締めて頑張りたいです。
投稿者:群馬県立中央中等教育学校