こんばんは仙台二華高等学校一年の川村琉菜です。
今回は卵の殻の硬さについてお話ししたいと思います。卵の殻はカルシウムでできているため蓄えているカルシウムの量、季節、産む卵の大きさや量によって異なります。単純に鶏の個体差もあります。餌をたくさん食べる冬は硬く、食欲がおちて水分を多くとる夏はやわらかい傾向があるそうです。 また、大きい卵は小さい卵に比べてカルシウムを多く必要とするということなので殻は薄い傾向が。また、若い鶏は老鶏に比べて、小さくて硬い卵を産みます。
さて今回の講義は「薬を創る科学技術」という岩渕先生のご講義でした。メソポタミアの薬から最新の創薬についてまで長い薬の歴史を知ることが出来面白かったです。特に気になった用語はマテリア・メディカ、神農本草経、アユール・ヴェーダです。もっと難しい用語もたくさんあったのですが個人的に興味を持ったのがその三つでした。
また、漫画の話になってしまうのですが、ワンピースという漫画にキニーネからインスパイアされているであろう薬の描写があります。そのキニーネの話が出てきて個人的にはわくわくしました。
またなぜ病気に有効な薬がすぐに医療現場で使われないのかという話も大変興味深かったです。基礎研究から販売まで短くても10年程度はかかってしまうようです。もちろん途中で行う臨床研究で人体に影響があることが分かればまた1からやりなおしになってしまいます。人の命にかかわるものであるからこそ慎重にならなければいけない。けれど待っている人たちのためにできるだけ早く。というのはとても難しいですがやりがいのある仕事ではないかと思いました。
だからこそコロナのワクチン開発が遅れてしまっているげんいんのひとつかもしれないと考えました。
創薬において合成反応は酸化ではなく還元が多いそうです。なぜなら酸化は人体に及ぼす悪影響が多いからだそう。悪影響を考えずに創薬できるようになればそれは科学の発展に良い影響を与えるよなぁとも考えました。
次が最後の講義となります。とてもたのしみですね!どうぞ体調に気を付けてお過ごしください。
投稿者:宮城県仙台二華高等学校