こんにちは。成城高校一年の金井海翔です。
(古文のネタはつきました。いいネタ探せませんでした。)
1回目のブログを読んでいてふと気が付きました。とても長くて読みづらい文章でした。
今回は文章力を上げるため短くまとめたいと思います。
第2回の講義は安藤晃先生によるプラズマと核融合、二つ目は渡辺正夫先生による植物の自家不和合成についてのお話でした。そして最後に羅漢先生による英語のミニ講義でした。
さて1つ目の講義はプラズマと核融合についてです。まずはプラズマとは何かについてです。プラズマとはイオンと電子との混合物で電気的に中性な物質です。(こいつ何言ってんだ?と思った方いるかもしれません。)簡単に言うとイオンと電子が好き勝手に飛び回っている状態です。また、プラズマは物質の第4の層とも呼ばれます。
さて本題の核融合です。正直この講義を聞くまでは"核"融合という名前から勝手に放射性廃棄物が出ると思っていました。しかしこの講義を聞いて全然別のものだということだということがわかりました。安藤先生の研究テーマの一つである、核融合発電はプラズマが関係しています。核融合発電とは、海水に無尽蔵に存在する重水素と三重水素(トリチウム)が核融合するときに発生するエネルギーを使ってタービンを回転させます。安全性は高いです。
2つ目は渡辺正夫先生による植物の自家不和合性です。
自家不和合性を有する植物は自分の花粉がめしべについても花粉管が伸びないようになっています。これによって自家不和合性を有する植物は近親交配が起こらないようにし、遺伝的多様性を保っています。
これだと自家和合性(自殖性)の植物は生き残れないような気がしますが現在生き残っています。自家和合性の植物は花は小さく、また、花の数が多いのが特長です。自家受精できることによって昆虫の助けを借りなくとも、同じ花の中で受精ができるため、昆虫を引き寄せるための目立つ色の大きな花弁、蜜などがなくとも受粉、受精でき、低コストで多数の子孫(種子)を作り出すことができます。逆に言うと自家不和合性の植物は昆虫などに運んでもらうために派手だったり蜜があったりします。これらの利点が遺伝的多様性を失う欠点と釣り合ったから自家和合性の植物は今も生き延びています。
そして興味深いことに他殖性の植物(マルバアサガオ)を無理やり自殖性にすると、自殖2~5世代の植物は自殖弱勢(本来他殖性の植物を無理やり自殖性にしたときにおこる後代の生育が劣ってくる現象のこと)が起こります。しかし、第6世代目になるといきなり他殖個体より大きくなります。これは「進化論」で有名なチャールズ・ダーウィンが発見し、彼はこの巨大化した第6世代を「ヒーロー」と名付けました。なぜこの現象が起きるかはまだ誰も解明できていません。
さて三つ目の羅漢先生による英語のミニ講義です。この講義ではspeakingをメインに話をしてくださいました。この講義自体も全く知らないことばかりで面白かったです。ですが、何より驚いたのが質問タイムの時のみなさんの英語力です。ただ純粋にすごいと思いました。
さて冒頭の宣言はどこに行ったのか、超長文になりました。すみません。最後まで読んでくださりありがとうございました。
参考文献 日本植物生理学会 植物の自殖について
URL https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2132
投稿者:成城高等学校