仙台二華高校1年の石川結愛と申します。
学校の期末考査がありまして...。第4回の講義からかなりの時間が経ってからの投稿となりますが、よろしくお願いします。
さて、まずは滝澤先生の「科学の場を探る〜マテリアルデザインと新物質探索」の講義についてです。
形態によって材料の機能が変わる
酸化アルミニウムの粉末の例で示すと、焼き固めるとルツボや絶縁碍子のようになり、融かしてゆっくり冷やすとサファイアになります。これにクロムが入ると、ルビーになります。同じ酸化アルミニウムの固体でもここまで変化するということに驚きました。
ユビキタスな元素
ユビキタスな元素とは、鉄やアルミニウムなど、ありふれた元素のことです。永久磁石や超伝導体の開発ではレアメタルが用いられることも多いのですが、最近ではユビキタス元素を中心とした材料開発にすることが重要視されていることがわかりました。
次に、堀井先生の「21世紀のがん医療〜Precision Medicineと遺伝子医療〜」の講義についてです。今回の講義では、COVID-19についてもお話ししてくださいました。
分子標的治療薬
従来の抗がん剤は、増殖細胞を非特異的に殺すもので、これにより髪の毛や爪の細胞の増殖も妨げられるという副作用が現れてしまっていました。その一方で分子標的薬は、がん細胞の遺伝子変異により生じたタンパク質などを標的にすることができるため、そのような副作用を解消することができるようになりました。治療の際に、抗がん剤の副作用について心配する患者さんも多いと聞いたことがあるので、とても画期的な薬だと思いました。
COVID-19について
特に印象に残ったのは、人は無意識に目・鼻・口にそれぞれ1時間あたり3〜4回触ってしまっているということです。このことで感染リスクが上がってしまうので、今後は汚れた手で顔を触らないように意識したいと思いました。
最後に、ミニ講義「科学記事を読みこなす:地球の未来を考える討論会」の発表会がありました。他のグループは、発表のテーマ設定が本当にグループごとに違っていて、どのグループ楽しく聞かせていただきました。また、スライドもとてもよくまとめられていて、情報が頭に入ってきやすかったです。私はスライド作成が苦手なので、今後は皆さんのように上手く情報をまとめられるようになりたいです。今回は、私の所属グループが上位に入っていたことがとても嬉しかったです。私は発表者ではなかったのですが、同じグループの皆さんと一緒に何度も吟味した結果がしっかり現れたのかなと思います。皆さん、本当にありがとうございました!(ペコッ)
嬉しすぎて長くなってしまいましたが、今回はこのような回となりました。次回もよろしくお願いします!
投稿者:宮城県仙台二華高等学校