こんにちは。仙台第二高校の熊澤康太郎です。
今回は第五回講義。佐貫先生によるILCと素粒子について授業と賀川先生による日本と英語についての授業でした。
賀川先生の授業では英語で話すのが苦手な私に必要なのは英語力だと思っていましたが、真に必要なのはコミュニケーション能力と異文化理解なのだと気づかされました。
佐貫先生の授業はとても不思議な素粒子についてです。素粒子は我々の直感とは大きくかけ離れた振る舞いが多いです。例えば体積が0だったり、質量が0だったりします。我々が常日頃お世話になっている電磁気力は光子(光の粒)の交換で表されるそうです。説明されても感覚的にはっきり理解することはできないかもしれません。ですが世界はそういう風にできていると知るだけで世界の見方が大きく変わるのではないでしょうか。
そしてそんな素粒子の理論が正しいかどうかを証明するために作ろうとしているのがILCです。このILCは全長20㎞ほどあります。なぜこんな大きなものを作らないといけないのかというと、素粒子は強く結びついていてこれを引きはがして観測するためにはとても早くして強いエネルギーを与えて衝突させないといけないのです。
これを読んでいる皆さんもこの素粒子の世界に興味を持ったら、是非ILCで働くことを目指して頑張ってみてください。
第五回授業もとても興味深かったです。レポートは以上となります。短文でしたがここまで読んでいただきありがとうございました。
投稿者:宮城県仙台第二高等学校