こんにちは。青森県立青森東高校2年の加藤優喜です。卵ブログ8回目の投稿になります。
講義の感想
さて、今回のブログはミニ講義「科学記事を読みこなす:コロナ後の未来を考える討論会」についてです。このミニ講義は、Natureダイジェストに掲載された「政治家はワクチンに関して無関心な発言をしないで」と「稀な接触感染、続く徹底消毒」の2つの記事を読んで、班ごとに討論した意見を1枚のGoogleスライドで発表するというものでした。私たちの班は、政府と国民の間の信頼関係を構築するために、両者が正しい情報でつながることができる仕組みについて討論し、発表しました。シンプルで分かりやすいスライドと簡潔な説明がされている班が多く、私も「人に伝える能力」を育てていかねばと思いました。
新型コロナウイルスにより患者の受診数が減少している?
ミニ講義と直接関係はありませんが、堀井先生が「21世紀のがん医療〜Precision Medicineと遺伝子医療」の後半部分で新型コロナウイルスについてのお話をしてくださったので、その中で印象に残った箇所をメモしておきます。
コロナ禍になってから、がんの患者数が減少しているそうです。これは良いことのように聞こえますが、実際はがんの罹患者数が減っているわけではありません。コロナ禍で病院を受診する人が減ったことにより、確認されるがんの患者数がデータ上減っただけだということです。これは、危惧するべき事態だと思います。この事態を止めるためには、一刻も早く新型コロナウイルスを収束させることはもちろん、自宅でがん検査ができるような仕組みが必要であると感じました。
ヒトは1時間に4回も口を触っている?
堀井先生によると、私たちはおよそ1時間に4回も口を触っているそうです。また、目と鼻については1時間に3回触っているとのこと。私は口を触っている実感はないのですが、鼻はめちゃくちゃ触っている気がします。粘膜を触ることは新型コロナウイルスの感染リスクを上げるので、注意していきたいものです。次回のブログも読んでいただけると嬉しいです。それではまた。
投稿者:青森県立青森東高等学校